【企画展】ラオスの伝統衣装「シン」
ラオスにはシン[Sinh]と呼ばれる筒型の巻きスカートがあります。ラオスの女性の伝統的な衣装で、アイデンティティを示す重要なもので、シャーマニズムを進行するラオ・タイの人々の間では特別な儀式を男性シャーマンが行うときには男性が身につけることもあるそうです。シンには様々な種類があり、儀式用、祭事用、結婚式用など正装としての役割を果たし、素材はコットンやシルクが用いられています。そのシンは腰布(フゥア・シン)、真ん中部分(プン・シン)、裾部分(ティン・シン)の3つの部位に分けられ(一部例外あり)、織り柄、糸使いにより身分証明のような役割も果たしているそうです。様々な染め織りの技法がシンの中に文様として生きてきます。
今回はラオ族のシンをお借りして会場で展示する予定です。
藍染中 シンを着ている女性
*企画展情報インスタグラム*
https://www.instagram.com/unaginonedoko_kikaku/
●中嶋さんとラオスの暮らしと手仕事展 —Hymaと少数民族との関わり—
販売日程:2020年4月3日(金曜日) – 2020年4月12日(日曜日)
休み:火曜・水曜
時間:11:30-18:00
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-24-8021