【UNAなぜ始める?展】Kyushu’s Native Textiles – 九州のネイティブテキスタイルをめぐる #3 大漁旗 (アキノ染色工芸)

【UNAなぜ始める?展】Kyushu’s Native Textiles – 九州のネイティブテキスタイルをめぐる #3 大漁旗 (アキノ染色工芸)

うなぎの寝床・旧寺崎邸で開催中の「UNAラボラトリーズ なぜ始める?展」では、TRAVEL UNA創刊号特集 “九州ネイティブテキスタイルをめぐる旅”の中から、私たちが考えるネイティブな染織物の数々を紹介しています。

イワシ漁が盛んな、鹿児島県阿久根市。港に並ぶ漁船が初めて海へ入るとき、船出を祝い漁の安全を祈るために掲げられるのが「大漁旗」です。

デジタルプリントも増えている中で、アキノ染色工芸の秋野さんは手で染めることを大切にしています。船の名前や贈り主の名前とともに、願いを込めた縁起物などの図案が描かれており、その思いを込めることに意味を見出しているから。

会場には、実際にアキノ染色工芸さんが作られた「勝栄丸」という漁船のための大漁旗をお借りして、どどーんと展示しています!また大漁旗のモチーフで染められている手染めのハンカチも販売しています。是非その迫力を見にきていただきたいです。渡邊

Akune City, lined with sardine fishing boats, is home to Akino Dyeing Craft Workshop, which specializes in the art of shirushi-zome. They are gifts for newly-built fishing boats setting out to sea, conveying congratulatory sentiments and prayers for safety.

While a significant number of workshops have transitioned to using digital prints, Akino’s workshop stubbornly preserves the tradition of hand dyeing. His flags bear prayers of safe return for fishermen who are constantly exposed to unforeseeable danger.

アキノ染色工芸の秋野さん (photo: Koichiro Fujimoto)


手染めで色を染めていく (photo: Koichiro Fujimoto)

UNAラボラトリーズでは、今後”文化ツーリズム”を事業として行なっていく予定です。一番大切にしたいのは、現場に行くことで感じられる体感と、人との出会いです。そこで今回は、TRAVEL UNA取材チームが現場で得られた体感を少し共有したいと思います。

<Mさん>秋野さんの業は、型染めでも刷毛染めでもなく「印染」だということが取材を通して腹落ちしました。工房で、技術と文化の相関性についても考えました。

<Sさん>
大漁旗は、それをあげる人ともらう人の想いの翻訳だからプリントじゃなくて、手で筒描きでやる意味がある。阿久根の町にはイワシビルもあり、イワシの朝ごはんが最高だった。文豪宮浦さんもご満悦。

<Aさん>秋野さんの手によって、ダイナミックにスピーディーに、鮮やかな色が塗り込められていくその様子は、荒々しい海に翻る大漁旗にふさわしいものでした。

<Hさん>あの派手な色彩の理由を知ってなるほど。キラキラの阿久根の海とギラギラの太陽にはためく大漁旗。

[通販]
TRAVEL UNAはこちら:https://bit.ly/33ceO4N
※大漁旗のハンカチは、本店・旧寺崎邸でご購入いただけます

株式会社UNAラボラトリーズ: https://en.unalabs.jp
4月旅行業取得予定。今後の”文化ツーリズム”もお楽しみに。
『 UNAラボラトリーズ なぜ始める?展 』
会期 : 2020年3月6日(金)〜 3月29日(日)
時間 : 11:30 – 18:00
会場 : うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所 : 福岡県八女市本町327
http://unagino-nedoko.net/whyunalabo/

 

ハンカチも販売しています

噂のイワシ定食@イワシビル (photo: Koichiro Fujimoto)


阿久根漁港を歩く宮浦さん (photo: Koichiro Fujimoto)


漁港には漁船が並ぶ (photo: Koichiro Fujimoto)