【商品紹介】華やかさが際立つ熊本県人吉地方の花手箱
花手箱は熊本県人吉地方に伝わる郷土玩具です。壇ノ浦の合戦で敗れた平家の落人たちが人吉の奥地に逃れ、生活の糧として、また都の栄華を偲んで作り始めたと言われています。平家の落人伝説は日本各地にあるようで、なかには事実かどうかはっきりわかっていないケースもあるようですが、言いかえれば都会暮らしの上流階級の貴族が慣れ親しんだ故郷を追われ、何もかも失ってしまったわけです。いったいどんな心境だったのでしょうか。平和な現代日本では想像もつきません。
数ある郷土玩具人形の中でも、鮮やかな椿の花がひときわ際立って美しいと思います。個人的には一番好きかもしれません。うなぎで売っているものは本造りと呼ばれる昔からの作り方で、木の箱に和紙を貼りその上に絵付けがされています。作っているのは住岡郷土玩具製作所さんです。小物入れとして使ったり、室礼として部屋に飾ったり、使い方はお好みで。もうすぐひな祭りなので贈り物にも良さそうです。
お店の玩具コーナーでは、花手箱の隣に北山田のきじ車が一切の彩色がないのが花手箱と非常に対照的でおもしろいなーといつも思って見ています。鬼木
ー商品情報ー
住岡郷土玩具製作所(熊本県人吉市)
通販はこちら→https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2030115&sort=n
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