【企画展】うなぎの寝床 旧寺崎邸の常設展[和紙と扇子]

旧寺崎邸 2Fで企画展 開催中!『うなぎの寝床 旧寺崎邸の常設展』

http://unagino-nedoko.net/terasakiteinojosetsu/

 

『和紙があるから扇子もある関係性』

元々和紙は朝鮮から紙漉きの製法が日本に伝来してきたとされており、その当時仏教を世に広めようとして和紙に写経用や紫式部などの女流作家の執筆活動のためなど和紙を使用したり、扇子は芸能ごとなどに使用されてきたなど様々な文化によって進化・発展してきた流れがあります。文化的な分脈でみたり、産地の原料の違いで作られるものも違うことがわかってきました。展示では実際の原料の展示や新たな取り組みをされてるつくりての商品などあります。お近くの際は、是非お越しいただいてご覧いただければと思います。久次

 

【和紙】原料と技術で漉く和紙が変わってくる。

和紙は書き物以外でも生活の中に、さまざまな用途や形態で使われています。ふすまや掛け軸、障子など、今ではクッションや箱などインテリアの幅まで多岐に渡っています。そんな和紙も産地や原料の違いで特徴も異なります。和紙の原料は楮(こうぞ)や三椏(みつまた)、雁皮(がんぴ)などがあります。和紙の産地は日本全国にあり、福井県の越前和紙は日本最大の和紙産地で、大きな襖用の和紙を手漉きで製作されています。高知県の土佐和紙は日本有数の楮の産地で原料がしっかりと確保できる産地でもあって土佐の楮の繊維が太く長いため、丈夫で薄い和紙を作ります。佐賀県の名尾和紙は名尾地区で自生する楮の原種である楮(かじ)を栽培・収穫から和紙製作までものづくりをしています。他にも美濃和紙や八女和紙などその地域で採取される原料の違いや和紙の中から生活の用途により、産業化する仕組みなど産地によって様々です。

 

【扇子】用途や仕様が地域によって違う、扇子の産地。

夏の暑い日に扇子を扇いで涼む光景を見ますが、扇子の用途はこれだけではありません。舞や能、狂言、茶道に用いられていたり、婚礼や儀式用の物など色々な種類があります。日本で最初に扇子が作られたのは今から約1200年前の平安時代。当時、紙はとても貴重で木や竹を短冊状に切り貼り付けた「檜扇(ひおうぎ)」と呼ばれるものが扇子の始まりです。使用方法も違い行事の記録や短歌を書くメモの道具で使われます。位の高い貴族など一部の人しか持てなかった扇子が中国やヨーロッパに伝わり、形態を変えながら今の扇子になって一般庶民に広まるのは江戸時代以降になります。扇子の代表的な二代扇子と言える『京扇子』と『江戸扇子』があります。「京扇子」は舞や茶道、婦人物の扇子が主体であり、扇骨の数が多く扇面の折り幅が狭いのが特徴。「江戸扇子」は扇骨が京扇子に比べて少なく太いのが特徴です。扇子は80を超える工程を京扇子は分業制で行なっていますが、江戸扇子は1人の職人が一つの扇子を作り上げています。また他にも名古屋扇子もあります。扇子は末広がりな形であることから、縁起やおめでたいものとして儀式に使われており、日本の暮らしの中に受け継がれています。みのや扇舗はポップな柄にすることで日常使いできる扇子をも展開しています。

 

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●うなぎの寝床 旧寺崎邸の常設展
販売日程:2020年1月24日(金曜日)~2020年2月23日(日曜日)
休み:火曜・水曜
時間:11:30-18:00
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-24-8021