【イベント】型としてのMONPE展 / 東京・谷中 / HAGISO / 10.19-10.27

『「型」としてのMONPE 展 』

” MONPE as a Format” exhibition

東京 谷中 | HAGISO | 10月19日(土)〜10月27日(日)

「MONPE」って何?→こちらをクリック


○ 企画について

「型」があることで人間は比較できる。情報と体感を得てほしい。

「型」があることで、人間は「比較」できると考えています。逆に型がないと、比較できないのではないかと考えています。型というのは同じ概念を与えるということでもあります。うなぎの寝床の MONPEは型であり、生地や産地、つくりてなどを比較してもらうということを目的としています。また、それが「実用性を伴う」ということが非常に重要だと捉えています。伝統工芸や地域産業などのタグもそうですが、単一での軸ではなく、複数軸からその物を見てもらい、なおかつ身につけることができ、そして、それに交換価値としてのお金による値段がついていることで、物を自分の生活の延長線上としてとらえることができます。

このKATAとしてのMONPE展でのテーマは2つで「情報」と「体感」です。MONPEという型を通して、それがどういう物なのかを考えて、なおかつ、着比べてほしい。その先に、より興味を持った人はさらに情報を調べたり、産地に行ってみたり、または自分ゴトとして何かを取り組んだり、自分なりに興味を持った部分を掘り下げてみてもらいたいと思います。HAGISOという場所は、交差点だと思っています。アートや食、街や建築、学生や社会人、地元の人々、銭湯、商店街、観光客。いろんな人が入り混じる空間で、この2つの「型」がどう見てもらえるのか、非常に楽しみです。ぜひ着て、見て、楽しんでください。

“KATA”- a format for comparison. Learn, feel and wear information.

“Kata” is a Japanese word for “form” or “format”. We think “kata” enables people to compare, as a format for concepts as well as physical shape. Unagino Nedoko’s MONPE is made based on this idea of “kata”, aiming for people to compare the fabric, production areas and makers for each textile used. Also, we consider important that it has a function as an object. Factors for comparison is never single but multiple, and can only be relatable to our everyday life when it is wearable and has a price, as a value in exchange.

The two themes of this “MONPE as a Format” Exhibition is information and physical experience. We want people to think what this object is, and wear and feel what it is like, made in the format of MONPE. And beyond that experience,

we hope people will search, visit or work on the field that interested them. HAGISO is a space like a crossroad. Art and food, community and architecture, students, locals, tourists, public baths and local shops…a wide variation of people and narratives cross and meet at this space and we look forward to know how our “kata” will be perceived.


○ 開催日程

『「型」としてのMONPE展 』

東京・谷中 | HAGISO | 10月19日(土)〜10月27日(日)

日付:2019年10月19日(土)- 10月27日(日) ※ 会期中休みなし
時間:12:00 – 21:00 (販売時間は12:00-19:00のみ *最終日18:00まで)
会場:HAGISO
tel: 03-5832-9808 (CAFE)
住所:〒110-0001 東京都台東区谷中3-10-25
JR山手線・日暮里駅北改札・西口より徒歩5分
地下鉄千代田線・千駄木駅・2番出口より徒歩5分
URL: http://hagiso.jp

“MONPE as a Format” Exhibition

Date:2019.10.19(sat)- 10.27(sun)
Time:12:00–21:00 (Sales available until 19:00) *Last day open until 18:00
Place: HAGISO
Tel: 03-5832-9808 (CAFE)
Address:3-10-25 Yanaka, Taito-ku, Tokyo 110-0001
URL: http://hagiso.jp

※チラシのPDF版はこちらからダウンロード!

 

◉ アート展示「Opening Traditions」 久留米絣とオランダデザインのコラボレーション

オランダ在住のデザイナー3人(ニルス・ヘイマンス、エミリ・パラール 、篠田真紀子)によるアートプロジェクト「Opening Tradition」。2年に渡って久留米絣の産地に通い、その工程や技術をしっかりと理解した上で、従来の工程や配色などの「常識」から一度外れて、あえて柄合わせをしない技法で、12色を使って織った新たな久留米絣。今回、タペストリーという「型」に落とし込んだアート作品として、国内で初めて展示をします。


○ HAGISOについて

カフェ、ギャラリー、ホテル、ショップ。濃密に詰まった「最小文化複合施設」。

HAGISOは築60年の木造アパートを改修した「最小文化複合施設」です。

1955年から木造アパート「萩荘」として、また2004年からは東京藝術大学の学生によって、アトリエ兼シェアハウスとして使われてきました。一時は解体の危機に面したものの、萩荘に集っていた学生・アーティストたちの熱意により、「最小文化複合施設」HAGISOとして2013年にオープンしました。

1階にはカフェ(HAGI CAFE)、ギャラリー(HAGI ART)、レンタルスペース(HAGI ROOM)。2階にはホテルのレセプション&ショップ(hanare)、設計事務所(HAGI STUDIO)があります。世界中を探しても、東京という都市にしかない人、文化を育む場所になればいいと思っています。 小さくても濃密な引力を持っていることで、巨大資本によって出来た多くの複合施設にも負けない魅力的な場所になることができると信じて。

○ 主催

主催・お問い合わせ:株式会社 うなぎの寝床

〒834-9931 福岡県八女市267
TEL: 0943-22-3699 Email: u-info@unagino-nedoko.net
URL: http://unagino-nedoko.net

うなぎの寝床は、2012年7月に九州・ちくごのものづくりを伝えるアンテナショップとしてスタートした「地域文化商社」です。地域文化を、文化的にも経済的にも、持続可能な形で継続させていくために活動しています。久留米絣をはじめとして、地域に残る「物」や「人」などの資源を発掘・解釈し、商業機能を担いながら、現代に伝え直していきます。

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