【商品紹介】ろくろ舎のBASE01 汁椀・飯碗
【商品紹介】ろくろ舎のBASE01 汁椀・飯碗
越前漆器の産地、福井県鯖江市。ろくろ舎の丸物木地師の仕事。
今回は越前漆器の産地で丸物木地師として活動をされている「ろくろ舎」のお椀、BASE01シリーズをご紹介します。分業制で成り立つ漆器作りは、木地師、下地師、上塗り師、蒔絵、沈金師、それぞれ専門の職人さんがおり、ベースとなる木地作りを担当するのが木地師で、お椀のように轆轤(ろくろ)で丸く挽く木地師を、丸物木地師と言います。(他にも形状によって「角物」、「曲物」と呼び分けます。)
今年の春に企画展を開き、ろくろ舎の酒井義夫さんに八女までお越しいただきました。酒井さんはどちらかというと異端児で自由奔放というか、職人の固定観念を打ち破るような面白い方です。若い頃定職につかずにフラフラしていた話や仕事をクビになった話など、その破天荒ぶりを面白おかしく伺ったこと覚えています。色々と人生を模索していく中で、「ずっと残るものづくりをしたい」という気持ちが芽生え、木工・丸物木地師という仕事に出会い、今日に至ります。
ご自身をいい加減な人間などとおっしゃっていましたが、ものづくりや仕事を請け負うにあたっての姿勢はいたって真摯で、決していい加減な仕事をされているわけではないことは、美しく削り出されたお椀を見れば一目瞭然です。(写真:BASE01の飯椀。左から順に、生漆(拭き漆仕上げ)、乱筋 生漆(拭き漆仕上げ)、黒漆(拭き漆仕上げ)、乱筋 黒漆(拭き漆仕上げ)
あたたかいご飯や汁物がおいしい季節になりました。お気に入りのうつわで食欲の秋を満喫してみてはいかがでしょうか。鬼木
ー商品情報ー
つくりて:ろくろ舎(福井県鯖江市)
通販はこちら→https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2021531