【商品紹介/日々のこと】内ひびガラスで飲むお酒はきっと美味いに違いない。

【商品紹介/日々のこと】 内ひびガラスで飲むお酒はきっと美味いに違いない。

皆さんこんにちは。現在うなぎの寝床の旧寺崎邸で開催中の萩ガラスの企画展にあわせ、はるばる山口県萩市の萩ガラス工房よりいろんなガラスのうつわがやって来ました。萩ガラス工房の取り組みについてはうなぎのブログやフェイスブック等々ですでにご紹介させてもらっていますが、なかでも私が目を引いたのは熱膨張率の異なるガラスを使って作られた「内ひびガラス」とよばれるものです。

なんとガラスのコップがひびだらけ!
あえてひびを入れたガラス製品は、アイスクラッシュ製法とよばれるやり方で作られたものが一般には出回っているそうですが、なんでも萩ガラス工房の「内ひびガラス」は代表の藤田さんが試行錯誤の末長い年月をかけて完成させたものとのこと。

萩工房の「内ひびガラス」の構造は、種類の異なるガラスを組み合わせてつくった「3層構造」となっていて、
簡単に説明すると、「熱膨張率の大きいガラス(ソーダガラス)」を「硬質のガラス(カリガラス)」で両側からはさみ込んで、中間層にひびを自然に発生させ閉じ込めて完成させているんだそうです。つまりガラスがサンドイッチ状になっているわけですね。
一見ひびだらけですが、表面が割れて傷だらけというわけではもちろんなくて、内側に小さな無数のヒビが入っているのがわかります。ちょっと割って中を確かめたい気もしますが(くれぐれも割らないでくださいね)

熱膨張率ってなんだっけ?
化学や物理が大の苦手な私には反射的に拒絶反応が出てきてしまう言葉です。
熱膨張率とは、温度の上昇によって物体の長さや体積が膨張する割合のことです。同じ温度で熱しても物質によって膨張率はさまざまです。そういえば中学の理科で習った気がします。
「内ひびガラス」は、製作過程でガラスを熱した時、真ん中の熱膨張率の高い=膨らみやすいガラスだけにひび割れが発生するのです。両側のガラスは熱膨張率が違うので、同時には割れないというわけです。ソーダガラス(軟質)は、1200℃〜1250℃程度で製作されているのに対し、カリガラス(硬質)は1500℃の高温度領域での製作。たった300℃の違いですが、この違いが傷がつきにくく硬くて丈夫なガラスを生み出します。

言葉で言ってしまうと単純そうに見えますが、これらは膨張率の緻密な計算を元に完成されたものであり、非常に高い技術を要するものです。藤田さん曰く「内ひびガラス」を完成させるのに15年ほどかかったとのこと。途中で投げ出してもおかしくないような気の遠くなるような話です。頭が上がりません。

成長し続ける”ひび”
さらに面白いことに、このびびは温度差によりさらに進行し、3年かけてようやく完成します。まるで生き物みたいです。成長し続ける”ひび”…ひびに日々をかけたみたいになりましたが、このひびに面白さを感じ、私も一つ購入してみることにしました。

ロックグラス…これで焼酎を飲んだら美味しそうです。

熱湯にも耐えるので、コーヒーカップや徳利、お猪口もあります。

冷酒はもちろん熱燗も楽しめます。

今はまだまだ暑いので、お茶、サイダー、冷酒を飲むのが良さそうですね。テーパーグラスやぐい呑みもありますよ(通販をチェックhttp://u0u0.net/E2mw

ガラスの新しい楽しみができました。
3年後も楽しみです。鬼木

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【萩ガラスの通販】
https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2081924
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◯裏山の石から生まれる 緑のガラス工芸展
– 萩ガラス工房の取り組み –
2019年8月2日(金)~18日(日)
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
休み:火曜・水曜休み
時間:11:30-18:00
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-8021
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