【イベント】Cultivate Talk vol.4 / カルチベートトーク+特別座談会 「日本のテキスタイル産業は斜陽産業なのか?

【イベント】Cultivate Talk vol.4 / カルチベートトーク+特別座談会
「日本のテキスタイル産業は斜陽産業なのか?
布として、技術として、文化として、経済として考える」

廃棄される服たちに一手間加えて蘇らせる「d&RE WEAR」プロジェクト / 虎ノ門ポップアップ

◉ Cultivate Talk vol.4 / カルチベートトーク+特別座談会
「日本のテキスタイル産業は斜陽産業なのか?
布として、技術として、文化として、経済として考える」

・日時 2017年10月20日(金)18:30-20:30
トーク後に交流会も開催(要予約)
・会費 1,000円(交流会+1,500円)
・場所 旧寺崎邸
〒834-0031 福岡県八女市本町327
・お申込み方法(定員35名)
ホームページ予約(下記申し込みフォーム)
メール予約 u-info@unagino-nedoko.net(担当わたなべ)
電話予約 0943-22-3699
・企画 株式会社うなぎの寝床

・ゲストスピーカー
D&DEPARTMENTコーディネーター・中小企業診断士 重松 久恵さん / Hisae Shigematsu

座談会:yohaku(渡辺展行) / 宝島染工(大籠千春) / 宮田織物(池田信広) / うなぎの寝床(白水高広)

【重松さんプロフィール】
1978年成蹊大学文学部文化学科卒業後、文化服装学院デザイン科にてファッションデザインを学ぶ。ファッション雑誌の編集者を経て、デザインプロデュース会社やファッションデザイン事務所にてデザインマネージメントの仕事の経験を積む。2007年より起業し、ブランドの立ち上げや商品開発など、様々なプロジェクトに参加。2015年に中小企業診断士の資格を取得し、公的支援機関などのアドバイザーとして、商品開発や販路開拓、ジャパンブランド育成事業を中心に中小企業やクリエーターの支援を行っている。また、D&DEPARTMENTにおいてはファッションプロジェクトのコーディネーターとして、生地産地の衰退や大量に廃棄される衣料品など、繊維産業における問題を提議し、デザインで解決する試みなどに取り組んでいる。

【座談会メンバープロフィール】


❶ 渡辺展行 yohaku (株)サンカーベ代表
1976年東京都生まれ。墨田区両国にあった実家の工場にて、肌着とキン消しに埋もれて幼少期をすくすくと過ごす。20才で父の病気の都合上、後を継ぐ。1998年から10年間カットソーのOEM業を行う。2009年自社ブランドを立ち上げる。
http://cnq-yohaku.com

❷大籠千春 宝島染工 代表
1971年福岡県生まれ。九州造形短期大学クラフトコース卒業後、本藍染めと手描き友禅のアトリエにて4年勤務、型染めの工場で5年勤務後、天然染料を100%使用した工場を立ち上げる。
http://www.takarajimasenkou.jp

❸池田信広 宮田織物株式会社 取締役統括部本部長
1967年福岡県生まれ。母が久留米絣の織り手だったこともあり、小学校の頃は絣と油の匂いを嗅ぎながら手伝っていた。1985年、18歳で宮田織物株式会社に入社。レピア織機の限界に挑む独創的な布作りに携わる。
http://miyata-orimono.co.jp

❹白水高広 (株)うなぎの寝床 代表
1985年佐賀県生まれ、大分大学工学部建築コース卒業。福岡県筑後地域の商品開発やブランディングを行う「九州ちくご元気計画」の主任推進員として経験を積む。任期を終え2012年7月にうなぎの寝床を立ち上げる。
http://monpe.info

 

◉ 日本で「ものづくり」をすることの意味って何だろう

かつて「繊維産業」は日本の大黒柱でした。蚕を育て、麻を育て、綿花を育てて作られた織物が、藍などの天然染料や顔料で彩られてきた伝統産業。そして機械化や、化学染料の登場で急速に発展した時代に、波に乗るようにして一緒に成長した近代日本の繊維産業。
しかし工業化が進めば進むほど、布は人間の手を離れ、より人件費の安い国へと移っていきました。いま日本に残っているのは、「伝統工芸」と呼ばれる染織物と、独自路線を進むことで時代の波を乗り越えた産業だけ。多くが厳しい市場競争の中で、必死に生き残ろうとしています。
しかし本来、布というのは「衣食住」とも言うように、人間の生活にとって欠かせない必需品のはず。食べ物と一緒で、必要以上に溢れてしまうことで、その価値が薄れていってしまっているのかもしれません。
今回は日本のテキスタイルにこだわって服作りをするメーカーが集まる「5社合同販売・商談会」の開催に合わせ、D&DEPARTMENTで生地産地の衰退や廃棄衣料品の問題に、デザインという切り口で取り組む重松さんをゲストにお迎えし、yohaku / 宝島染工 / 宮田織物 / うなぎの寝床の4社のメンバーと座談会形式で開催。日本のテキスタイル産業に対する思いや課題を共有しながら、未来を考えてみたいと思います。(うなぎの寝床 渡邊)

◉カルチベートトークについて

これまで筑後地域のものづくりを紹介する活動をしてきた「うなぎの寝床」。外への発信も大切ですが、地域文化を刺激し醸成するためには、日本中・世界中の視点を、取り入れ、交流することも同じくらい重要です。
「カルチベート・トーク」は、活動を通して出会った、たくさんの面白い方たちに八女に来ていただいて、みんなで話聞いて、刺激受けて、インプット・アウトプットし合おう!という企画です。

◉近隣の宿泊のご案内

・リノベアートホテル「MEIJIKAN」
http://meijikan.jp/
(つい最近リノベされた素敵ホテル!会場から車で15分)

・ 一棟貸しゲストハウス「泊まれる町家 川のじ」
http://yame-machiya.net/2015/06/川のじ.html
(今回の会場として使わせてもらっているゲストハウスです。)

・お手頃ビジネスホテル「八女グリーンホテル」
https://www.yamegreenhotel.jp/
(お手頃ビジネスホテル。大浴場付き。会場徒歩圏内)

・ 八女の桃源郷「星野温泉 池の山荘」
http://www.hoshinomura-ikenoyama.com/
(星野村にある温泉付宿泊施設。会場から車で30~40分)

・プラネタリウム付ホテル「星の文化館」
http://www.hoshinofurusato.com/constellation/
(星をたっぷり堪能できるプチホテル。会場から車で30~40分)

◉トークイベントお申込みフォーム

エラー: コンタクトフォームが見つかりません。

廃棄される服たちに一手間加えて蘇らせる「d&RE WEAR」プロジェクト

産地の生地見本を再利用するFROM LIFE STOCKプロジェクト

不要になって廃棄される服

うなぎの寝床もMONPE FROM LIFE STOCKプロジェクトでコラボ

こちらはRUG FROM LIFE STOCK

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