【考えたこと】本を読んだり見たり。
大学生のころ、先生に「白水くん、大学の時くらいだからねゆっくり本を読めるのは。」と言われました。大学ののんびりした生活が一生続くと思っていた僕は「そんなわけないやん、バカじゃないの。」と心の底から思っていました。ところがどっこい、僕は甘かったです。現実社会人になってみると、あれこれと課題が出て来て、それなりに大変な毎日だということがわかりました。身体的に大変というか、身体的・精神的に言うと、やっぱり高校の時の部活とかが一番きつかったなーと思うのですが、社会に対してちゃんと問いかけて返事がないとなりたたないというバランス感覚のようなものを担保するのが、社会人って難しいなーと思います。やりすぎてもダメだし、やらなすぎてもダメだし。
客観性と主観性を両方持ち合わせながら、バランスよく社会に対して、何かを投げていかないといけない。社会人になって10年もたちませんが(社会人ってなんだ?)、そう思います。失敗もしたり、迷惑をかけたりすることもあり、もちろん人間ですので落ち込んだりすることもあります。そういう時に、一度グッと広い世界に自分の感覚を解放してくれるのが僕にとって本という存在かもしれません。
本は情報と物理的な美的なものも含めたプロダクトです。やはり「持てて、そこに存在してめくれる。」という、そこにかけがえのなさのようなものを感じます。情報のみの、機能的な情報を得たい時は、僕は電子書籍でも、ネットでもいいと思っています。ただ、そういう情報と物理的な物としての集合体である本が、やっぱり僕の客観性と主観性を引き延ばしてくれているのかなーと思います。
今、もう来年のいろんな構想と打ち合わせがはじまりました。僕は当初うなぎを始めた時から、少しずつ役割が絞られて来て、構想係のような感じになってきました。まだいろいろ構想段階すぎて発表もできないし、定着もしていないのですが、日々思考して、現実的に定着できるところまで、少しずつ落としていきたいと思います。
お盆もそろそろ終わりですかね。みなさん帰路お気をつけてお帰りください。うなぎの寝床は通常通り木曜日から日曜日の営業です。もんぺもよろしくです。白水
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