【渡邊英語レポート】佐賀柳町のこと。なぜ歴史を学ぶのか?

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何故学んだ方が良いのか?
歴史、地図の見方。

佐賀市の柳町のプロジェクトに携わりました。うなぎの渡邊さんが関わりはじめたことをレポート(https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1694147387484316&id=1654339638131758)してくれています。渡邊さんのルーツも見える面白い記事です。まずは、徴古館の富田さんに鍋島藩の時からの歴史を伺いました。地図の見方、歴史を見る事が、こんなにも豊かなことなのかと気づかされました。渡邊さんが下記のように書いていますが

The story goes on and on, and I was surprised to discover so many little details of the city that you wouldn’t know unless you learn.

歴史などは、別に学ばなくても生活できます。でも、自分達が学ぼうと思えば、現代でも参考になる自分達のルーツや、当時そこに暮らしていた人たちの商いの方法、地理、水、土、自然を活かすための知恵、様々なものが見えてきます。富田さんの話は、この写真にある地図一枚で、すごくたくさんの情報が得れる、そして現代に活かせる要素がたくさんあることに気づかされました。

輸送としての水の流れ、生活用水としての水の流れ、北の農作地帯との関係、南の有明海との関係、そして、黒田藩、長崎との軍事的な意識から見えてくる佐賀城の配置、長崎街道とお城の関係性、なぜ、町人が住んでいたところだけ大きな古い建物が残っているのか。この地図一枚で多くのことがわかります。

富田さんに、何故歴史を学ぶのですか?という問いをしました。すると「それを知ることでより自分達が住んでいる佐賀という地域を好きになったり、愛着が湧いたりするからですかねぇ。佐賀人として。」という感じのことをおっしゃいました。富田さんはもともと熊本の人なのに、佐賀人としてとおっしゃいました。不思議な感覚でしたが、佐賀のことを知りすぎて、もう根っからの佐賀人になられているんだろうなー。面白いなーと思いながら、話を伺いました。

少し長くなりましたが、渡邊さんが書いてくれているように(下記)

I hope we can bring back this experience and knowledge to our own activities in Yame, and finding connections with other areas of Japan and the world.

僕らはアンテナショップとして運営しながら、様々な地域にも関わりはじめました。その関わったことを、八女、筑後地方にもう一度フィードバックして、地域でやれることをもう一度模索したいと考えています。

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