【暮らし】仕事2割、遊び8割。
遊びで得た感覚や見地を仕事に活かす。
そういう意味での遊び8割。
仕事を2割しかしてない訳ではないんです。今は能力がないから一生懸命仕事しないといけないんですが、意識的にはほぼ遊びの状態へもっていきたいと思っています。こう書くと、仕事したくないだけじゃないか?と思われるかもしれませんが、広い興味と深い洞察力を遊びで身につけようという部分が大きいです。
僕らは筑後地方を中心としたものづくりの品を選ぶ、いわゆるセレクトしている訳なのですが、よく聞かれる質問は「どういう基準でセレクトしてるんですか?」と。一つは地方を絞った中で現代でも可能性がありそうなものを探す。文化的背景などを含んだものを探す。という視点なのですが、この「現代でも可能性がありそう。」というのは、なかなかむずかしいラインだと思っていて、主観的な部分と客観的な部分が入り交じると思っています。僕らはちくごの物に恋をしている訳ではありません。恋をしてしまうと盲目になって、それが良いのかどうか判断できなくなります。入り込みすぎるとそういう部分が見えません。あくまでも外の人間として筑後地方の物を見るということが大事と考えています。
筑後地方にはベストの物はない。
オンリーワンは数多く存在する。
筑後地方の物しかしらなくて「これがすばらしい商品です。」「手仕事でやってるからいいものです。」なんてことは言えません。だから遊びというか、自分が好きなものや様々なものを世界基準で、広い視点で見たり、使ったりすることが大事だと思っています。それをやった上で、筑後のこれはこういう特徴があるから、ここがいい。ここはウイークポイントだから直した方がいい。という判断ができると思います。
物というのは、上には上がいるものです。何か機能をつきつめていったり、商業的価値を突き詰めて行くと、上には上がいるものです。だからこそ、地方には地方独自の突き詰め方があると考えています。例えば、星野焼の源太さんは「星野の土を使う」という限定的なルールを設定し(設定したというか、そういうスタンスなんだけれど)作陶をしています。それは、どこの土地でもできるものでもなく、オンリーワンの焼物だと言えます。ただ、星野の土を使えばオンリーワンなのか?という点に置いては、それは要素でしかなくて、源太さんの人柄と物のクオリティなどが合わさってはじめていいと思うのですが。。。その辺は主観と客観といろんな要素がからんできますね。
ま、いいとして。。。意識的には「仕事2割、遊び8割」、うなぎの寝床で働く人はそういう意識でいた方がいいなぁと思っています。あくまでも個人的な能力の集積が集団になるイメージで、主観と客観のバランスを上手くとりながら運営していきたいと思います。
追伸
写真は、ハルの韓国旅行の買い物です。木魚とかある。笑
白水
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