【考えたこと】OEMの可能性を探る。

竹細工 OEM

しっかり継続的な仕事があれば良い。
売りて・伝えての定番をオリジナルとつくる。

OEM生産という言葉を聞いたことあるでしょうか?普通に暮らしている方はあまり目にしない言葉かもしれません。OEMはOriginal Equipment Manufacturerの略で簡単にいうと「相手先ブランド製造」です。小さな製造業やメーカーだと、どこどこのOEMを主体にやってます。なんて話もよく聞きます。しっかりと継続的な仕事を確保できる一方で、OEMを中心にしてしまうことで、下請け的な側面が強くなって、そこに仕事のほとんどを依存し、リスクが高くなるという側面もあります。

うなぎの寝床は3年目の運営に入り、少しずついろんな作り手の方と知り合い、様々な技術のストックがこの地にあることがわかりました。そして、小売りやイベント企画などもやってるので、様々な業者の方とも知り合い、企画・売り手側は「何かこの地の技術や文化を活かしてつくりたい!」という思いがあり、作り手は「仕事が少ない」というお互いニーズは一致しているのに、マッチングしてないという事例も多く目にしてきました。

なので、いろんなブランドやお店の定番をつくる手伝いみたいな事も今から挑戦していきたいなと思っています。第一弾として竹工芸の長岡さん石田さんと一緒に、動きがはじまりました。楽しみです。つくりてが下請けにならないような緩衝剤のような役割を持って、その可能性を探って行きたいと思います。こういう動きをしていくことで、自分達にない発想で物が生まれてくる可能性が大きいと感じています。

少しずつ報告できればと思います。では。

白水

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