【今日のごはん】はるかと府川和泉さんの器。
日向夏に似たはるか。
さわやかな黄色が唐津焼に合う。
日向夏がとても好きです。この季節から4月くらまでが旬まっさかりのようですが、まだ結構高くて妻が「はるか」という日向夏に似た品種のみかんを買ってきて、今うちに常備されています。常備果物はやっぱり重要で、夏はイチジク、冬はイチゴ、この時期は日向夏か今ははるかですね。うちは、あまり外食をしないし、僕は本にはお金を使いますが、服などはほとんど買わないし、普段は水を買うくらいです。うちのほとんどの支出は食費と言っていいと思います。果物は高いから常備しているという家は今はそんな多くはないかもしれませんが、うちは基本的に果物を常備し、食べています。
万能な蕎麦猪口
写真は府川和泉さんの器にはるか。ちょっとした気分転換や食事の後にさっぱりと美味しいです。あとは骨董屋で買ったやつかな?忘れたのですが蕎麦猪口にコーヒーです。うなぎの寝床では阿部眞二さんの蕎麦猪口を扱っているのですが、そんな売れてはいません。多分骨董的なイメージで捉える方も多いから使い方がいまいち想像できないのかもしれません。
蕎麦猪口はコーヒーやお茶などを入れる湯飲みとしても使用できますし、酢の物やもずくを入れたり、ちょっとした小鉢的な使い方もできます。丈夫で少しがちゃがちゃしても問題ありませんし、僕の中ではかなり安心感がある定番アイテムです。通販では絵付けが少しずつ違うのでアップしていませんが、お店にはありますので、ぜひ手にとってみてください。
追伸 はるかの品種について
※はるかはこんな品種のようです。(のま果樹園参照)
日向夏の自然交雑実生、平成生まれの新品種
「はるか」は、「日向夏(ひゅうがなつ・ニューサマーオレンジ)」の実生(種から育つ事)から選抜育成された品種で、平成8年に品種登録されたまだ新しい柑橘です。昭和55年に福岡県の石井氏が自宅の庭において「日向夏」の自然交雑実生を発見し、57年高接ぎ樹を育成、61年初結実、以後、増殖を行いなががら、特性の調査・確認を行い育成を完了した品種です。 品種登録出願時の名称は「円香」でした。
「実生(みしょう)」から育てるとは、種から育てる事をいいます。柑橘は普通、苗木、接ぎ木で育てます。実生(種から)育てると、全く違う特徴のものが生まれます。親より劣っているものができることが多いですが、高品質なものが生まれることもあります。実がなるまでに年数がかかるため、樹を増やすときは接ぎ木でクローンをつくります。