【ハルの動き】ハルさん家の人形コーナー。

郷土玩具 収集

ハルの人形コレクション。
なんか、いろいろ混ざってるなぁ。笑

ハルとの出会いと、
大学での思ひ出。

ハルとは、大学3年の後半のころからの付き合いです。僕らは建築を勉強していました。僕は高校を卒業してそのまま建築を勉強しに大学に行ったのですが、ハルは一度大学を卒業して編入で入学してきました。はじめは付き合いはなく、ノースフェイスの黄色に大きなバックをからい、その当時ハルは坊主じゃなくて、天然パーマの頭に帽子をかぶって、白い折りたたみ自転車でキコキコと学校へ行く姿をみかけていました。僕は「あー、なんか変な人いるなぁ。」と思いながら、特に接点はありませんでした。

僕は結構真面目に建築の勉強をしていて、設計は特に思い入れがあり、他の学生より熱を入れて取り組んでいました。あんまりみんなと同じ時間に作業をするのが嫌でしたので、夜中に製図室に入って、朝方帰るという生活をしていた頃もありました。そしたら、夜中深い時間になってもハルが一人で黙々と作業をしていました。他に人はおらず、しんと静まり帰った製図室で、僕らは黙々と作業をしていました。いや、よく見るとハルは作業をしているようで寝てました。笑 編入だから昼間は授業に出っぱなし、夜は製図と超ハードな日々を送っていたようです。それでもあまり接点はなく「お疲れさまでーす。お先に。」なんて挨拶を軽くかわす程度でした。

3年の後半にグループ設計という課題があり、4人一組である地区をケーススタディにして建物を設計するという課題でたまたま一緒になり、そこから一緒に設計をしたり、コンペをしたりという活動をはじめたのが原点です。毎日ガストに通い、ほうれん草のサラダとドリンクバーで7時間くらい色んなアイデアを話し、コンペをやっていました。それからもう10年、関係性はあまり変わっていませんが、ハルも僕も結婚し、家に行ったりすることは減りました。

郷土人形からミッフィーちゃん。
アサラトにコルクの栓抜き。

去年の暮れ、ちょっと撮影があったのでハルの家で撮らせてもらいました。僕も結婚して、あんまりハルんちに遊びいったりしてなかったけど、なんだか変な人形達が増えたような気がしました。ま、人形だけじゃなくて、ハルの視点で選ばれた焼物や、タペストリーのようなものや、ちゃぶ台や、趣味思考が偏ってるような、幅広いような、独特のセレクトです。

人形コーナーは、結構面白く、うなぎの寝床で扱っている赤坂人形・木うそ・木の葉猿・きじ車などはもちろん、大村剛さんの、よくわからないお香立てや、ミッフィーちゃんや、ピノキオの鉛筆削り、コルクの栓抜き、海外のおもちゃ、アサラト、張り子の鯛、ミッキー。なんかいろいろありました。

ちりも積もれば山となる。まだ山にはなっていませんが、また人形達は「ちり」でもありませんが、大学生のころから10年ほどでいろいろ物も増えたし、その人がより濃くなってきたんだなーということを考えたりしました。そんなことを感じた一枚でした。

では、また明日。

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白水

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