【日々のこと】うなぎの寝床の新しい仲間、新開さん。
うなぎの寝床はハルとシラ二人でお店を運営してきましたが、1月から新しい仲間が入りました。柳川出身で東京・福岡で服のデザイナーを10年ほどやっていた新開江里子さんです。
久留米絣の活用方法や記録
お客さんに届ける仕組みを考える
うなぎの寝床は去年あたりから久留米絣に少し強く関わりはじめました。一昨年はあくまでもいろんな商品の中の一つとして久留米絣を位置づけていたのですが、去年は自社商品としてもんぺを製作しました。生地の発注量も普通の小売業者では発注しないような単位になってきたので、しっかりとお客さんに届けるために、新開さんが今後は中心となって進めていきます。
久留米絣を身につけてもらう為の手段として
服という機能も存在する。
去年は実験的に少しずつ一緒に活動をはじめていたのですが、布をきちんと管理し、服をつくっていく時に、ハギレや小さな布たちをどう取っておくか、どう無駄なく服にしていくのかという部分で僕らの発注の仕方のざっくりさ(だってわからなかったんだもん)がわかってきました(笑)。うなぎの寝床では、服をつくっていくというよりは、より多くの人に久留米絣を身につけてもらう為の工夫の方法として服が存在すると考えています。それがあくまでもベースです。服を作りたいからつくる。という考えではないです。いずれはそういう領域も必要になってくるかもしれませんが、現時点ではまずベースをつくります。
布の切り売りと量り売りの可能性を探る。
2月か3月から、布の切り売りと、ハギレの量り売りを始めたいと考えています。うなぎの寝床が今まで工場で縫製にかけたもんぺは2500ほど。そのハギレが出ています(全て取っています)。木綿往生というカットしたシリーズもつくるのですが、より手を加えず、使ってもらいやすい形を考えたところ量り売りだなという結論に今のところ至っています。お楽しみに。あとは、定番の生地もできてきたので久留米絣の切り売りも行います。
ということで、3月ころからは2階もオープン。新開さんは常時いますので、今後ともよろしくお願いします。
白水