仕入れの旅へピュー。阿部真士さんの白磁入荷。

なにやらバタバタとしていてなかなかブログが更新できないでいます。

さて、仕入れの話しを少し。先週火曜日・水曜日を利用してハルと一緒にいろんな所へいってきました。福岡県の北九州、そして長崎県の波佐見、佐賀県の有田です。実際物が届いて今週から販売をはじめることができたのは阿部真士さんの白磁の器。マットな質感で料理も栄えると思います。茶碗・湯飲み・お皿・猪口・珈琲カップなど入れていますのでぜひご覧ください。

この二日間は本当に充実した時間を過ごしました。北九州ではもう一件、小倉織を見せてもらい、波佐見ではまた阿部さんのものとは少し違った質感の磁器を見てきました。

焼物にも、いろんな特性のものがあると思っていて、源太さんの器や阿部さんの器は、うちのお店の中では値段が高い方ではあります。そしてシンプルな形と色、質感ですが、やっぱり長くやってこられてできてきた形です。使っていても飽きがこない良質なものなように思います。そして、まだ公開はしていないのですが、波佐見の白磁は、若い方でも日常使いとして使いやすく比較的値段も買いやすいと思います(これが良質ではないというわけでは、もちろんないです)。なんで同じ白磁なのに値段の差がでるの?とたまに聞かれることもありますが、型とロクロの違いや、個人と企業の違いもあるし、いろんな要因が考えられはします。

産業(中小企業以上の)規模でやると、一つ一つの工程が分業になり、量産がきくので価格が落ちます。それを一人の作家が全行程やると時間はかかりますが、その人の思考や技術ががっつり物に反映されます。どちらが良い、どちらが悪いではなく、どちらも良い部分があると思います。

うなぎの寝床は、アンテナショップであると共に、良質な日用品がある程度揃うお店にしたいと思っています。良質なものを買いやすい価格から幅広く扱いたいなと。幅が見えるというのが一つ大事なところだと思っています。作家の方とやりとりすることもあれば、会社としてものづくりをしている方とやりとりすることもあります。この筑後地域を中心に、車で1日で行けるくらいというゆるやかな範囲のものづくりをしっかり紹介していけるような場所になれればと思っています。

まだやりたいことのほんの一部しかできていませんが、長い目でやっていきたいと思います。では、今日は終わり。

989阿部さんの白磁たち。もううなぎに並んでます。

991工房。寒かった。山の上。

992
紅葉もチラチラ。

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白水

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