椅子展を通して、木の仕事を。
関内潔さんの椅子の展示会が間近になってきました。
昨日は、会場構成などの相談で関内さんの工房へと行ってきました(といってもうなぎの寝床から車で5分)。この展示会では椅子の展示販売はもちろんやりますが、これまで関内さんが作ってきた椅子や、実験的な椅子なども展示します。あんまり作る工程や背景を押し売りするような事はしたくはないのですが、やっぱり物というのは人の背景だったり、土地観だったり、その時の気分だったり、その時考えていることが反映してできあがってきます。
会社規模で「良いもの」をある程度の量作って、コストを落として売るというのも、大事なことだとは思います。実際僕らはそういう物も生活の中で使わせてもらっています。でも個人でつくりあげていくものは、その背景や工程などの「文脈」がおもしろかったりします。
僕自身も関内さんや山口さん、国武さんに会うまではあまり木工の仕事に馴染みがあるかというとなかったのですが、木の仕事は素材と向き合い長い時間軸で考えて、手を動かしていく仕事だと気づきました。そんな文脈や時間の流れを少し、考えるきっかけになれればと思います。
今回は3Mほどある木の板を持ち込んでもらって、そこから自分の座面を選べるプチオリジナルスツールも受注します。受注してからは2〜3ヶ月ほどお時間をいただくのですが「ここの木目をくれ!」というプチ贅沢と、こんな材から椅子ができているというのを見てもらう機会になるかと、関内さんと企画しました。お楽しみに。
関内潔さんの椅子できました。展
期間:10月31日(木)〜11月10日(日)/展示期間中は休みなしで営業します。
受注家具を中心にお弁当箱などを制作している木工の関内潔さんの展示会です。
出来上がっている椅子達。ふっふっふ。
3Mと20cmの一枚板。ここからスツールの座面を切り出していきます。
アップ!
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白水