ふだん着の久留米絣展を終えて。

日曜日、fab-fabricさんと一緒に企画したふだん着の久留米絣展を終えました。まずはfabさん夫妻、本当にお疲れさまでした。そして、足を運んで頂いた方々ありがとうございました。

今回の企画は、DESIGNING展の会議の際偶然お会いして生まれたもの。久留米絣という工芸をfabさんのコンセプトの一つである「つくる」というテーマで身近に感じてもらおうというものです。雑談の中から生まれるアイデアを少しずつ形にしながら、企画を練り上げました。
なかでも、よかったのは「ハンカチづくりワークショップ」。展示会の二日前、設営の際に生まれたアイデアでした。はじめは切り売りや、スカート・もんぺなどのワークショップだけだったのですが、なんだかしっくりきていませんでした。久留米絣の布は洋服を作るための布に対しては、やっぱり価格が高く、手が届きにくいです。「もう少し気軽に簡単につくれるような工夫を欲しいね。」という話しになりました。そこで急遽織元さんから1尺ハギレを借りてきてやってみようと考えたのが、このハンカチづくりワークショップ。10分ほどで出来て、ミシンを使ったことがない人も、まずは使ってみるというハードルを簡単に超えられる。この企画は大好評だったようです。

もんぺづくりワークショップ、スカートづくりワークショップ、チューリップハットワークショップ(平日にすればよかったという反省あり)、すべておしゃれな感じに仕上がっていてよかったなぁー。とつくづく思いました。また来年も何かしたいですね。と反省会を終え、福岡を後にしました。

追伸・・・fabさんもおしゃれで、fabさんに来るお客さんもおしゃれな方ばっかりでした。僕はもんぺに雪駄で髭もそらずに、改めて自分のモッサリ感と、猫背感と、現場での役立たず感を再認識して、どうしようもないけどまあいいかと思いバッチリ開き直りました。僕はやっぱり裏方がちょうどいいみたいです。ちゃんちゃん。来週はもんぺ博覧会です。お楽しみに。

◎もんぺ博覧会
期間:5月29日(水)〜6月2日(日)
場所:八女伝統工芸館(企画 / うなぎの寝床)


本当にお疲れさまでした。fabさん夫妻。

福岡から足を運んでもらって、久留米絣の工房を見学。機械織りの下川織物さん。


久留米絣は工房毎で結構特徴が違います。こちらは藍染手織りの藍染絣工房。

fabさんは、お店っぽくなく、どちらかというと工房っぽい場所です。光の入り具合が気持ちがいい。

ハルも、お母さんにプレゼントでハンカチつくってきたようです。


拡大してみると「haru-fabric」。終わり。

白水

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