文人絣と織り締め。

久留米絣の布展、5日目が終わりました。今回は小絣である文人絣のご紹介。

久留米絣の技術は大きく二つに別れていて「くくり」の技術と「織り締め」の技術。写真のような小さな柄は、その織り締めという技法が使われている。くくるのではなく、織って糸を締めて、染め、それをほどくという作業。
これもこの記事だけで、説明できるものではないし、僕も全行程をしっかり理解しているわけではないので、詳しい説明は控えておくが、こんな技術あるんだよー。ということを知ってもらえればと思っている。

織り締めについては、その源流である「国武絣」について妻と1年ほど前に冊子にまとめたので、欲しい方はお店で一声かけてほしい。

十字の小絣。


昔はこの幅にどれくらい柄が入るかで価値が変わっていたという話しも聞いた。


織り締めの技術、最後の職人久保田さん。その技術は機械織りにも活かされている。


妻とまとめた冊子。欲しい方は、うなぎに一言ください。

亀甲柄。着物に仕立てたらすばらしくかっこいい。

◎お知らせ 久留米絣の布展

今回の展示会は、単純明快。
久留米絣には様々な柄や色があります。
それを実際見ていただこうと。
野村織物・下川織物・藍染絣工房・津留織物
四つの工房の反物・切り売り・はぎれの販売を行います。

会期:2013年3月20日(水・祝)〜3月31日(日)/会期中はお休み無しです。
時間:11:30〜18:00
場所:うなぎの寝床
住所:〒834-0031 福岡県八女市本町(もとまち)267
電話:0943-22-3699

Facebookを日々更新しています。
Twitterでシラとハルのつぶやきを。

2013/3/25
白水

読み込み中…