久留米絣の表現の幅。たて絣/よこ絣

今回の記事は、絣の表現の幅について少し書こうと思います。

久留米絣は、簡単に言うと糸をくくって、染めて、織る。するとくくった部分は染料がつかないので、織った時に模様ができる。その糸はピッタリ合う訳ではないので、かすれた模様になります。
その括った糸のことを「くくり糸」と言います。そのくくり糸をたて糸に使うか、よこ糸に使うかで表現や仕上がりの印象が大分違います。文章で書いてもまったくわからないので、写真で少し解説を。


今回は、大体丸の模様を用いて説明を簡単にしたいと思います。

これは「たて絣」。たて糸にくくり糸を使用して設計したものです。

次は「よこ絣」。よこ糸に絣糸を用いた布。
と思ってブログ書いたのですが、良く見たら、たて糸もくくり糸を使っていると思います(あとでしっかり確認してみます)。真っ白に塗りつぶされた部分は、たて糸もくくり糸が入っているように見えます。たて・よこともにくくると真っ白になるので...でもよこ絣はこんな感じでよこ方向にかすれたような表現になります。

そして、こちらは「たてよこ絣」。たて糸、よこ糸ともにくくり糸を使用したものです。

最終的には、色や柄、好きなものを選ぶのが一番だとは思いますが、こういう視点で布を見るのも一つの楽しみかもしれません。

◎お知らせ 久留米絣の布展

今回の展示会は、単純明快。
久留米絣には様々な柄や色があります。
それを実際見ていただこうと。
野村織物・下川織物・藍染絣工房・津留織物
四つの工房の反物・切り売り・はぎれの販売を行います。

会期:2013年3月20日(水・祝)〜3月31日(日)/会期中はお休み無しです。
時間:11:30〜18:00
場所:うなぎの寝床
住所:〒834-0031 福岡県八女市本町(もとまち)267
電話:0943-22-3699

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2013/3/23
白水