櫨畑 下草刈りから櫨ちぎりまで

昨日、雨が降ったり止んだりの天気の中、櫨畑開放日の櫨ちぎりイベントは行われた。

今年の5月くらいから活動をはじめたヤメハゼラボ。今年はベンガラ村横にある櫨畑を貸していただきながら、櫨のことについて、自分達で体を動かしながら勉強している。櫨ちぎりは昔は農家の農閑期の仕事だったのだが、今は櫨の木も少なくなり、実をちぎる人も少なくなっているようだ。
八女に関していうと、お茶の木の間に櫨が植えられていたという。そのころは、お茶は手摘みでちょうど良い日陰になっていたと聞く。そして、冬は櫨ちぎりという仕事も労働としての収入になっていた。櫨の木がなくなっていったのは、2つの理由があるようだ。一つはお茶を機械で摘むようになって、櫨の葉っぱが落ち邪魔になったということ。もう一つは八女だけに言えることではなく全国的に言えることだろうがパラフィン蝋が登場してきたことである。
現在では櫨は蝋へと精製された後は蝋燭などの原料としても出荷されるのだが、欧米へ化粧品の原料として出荷される比率も大きいようである。ただ、櫨の実がとれなくなってしまっては元も子もない。ヤメハゼラボでは、まず一年目は自分達が櫨について知ろうというテーマで櫨ちぎりや、蝋燭つくりのワークショップなどをやってきた。やってみて見えて来たことも多いと思う。来年もテーマを決めて取り組みたいと思う。

櫨ちぎりは、ちょっとした労働でもあり、気晴らしでもあり、たのしかった。久しぶりの木登りをした。ちぎった櫨は1kgあたり200円で荒木製蝋さんが買い取ってくれる。本気で一日ちぎれば一人で40kg〜60kgくらいはちぎれるようだ。来週の日曜日も開催するので、お時間ある方はご参加ください。

上が、8月に下草刈りをしたときの様子。下は櫨ちぎりの様子。

◎櫨畑開放日

日時:12月2日(日)/ 12月9日(日)/ 12月16日(日)
時間:9:00〜13:00
場所:べんがら村横櫨畑
住所:福岡県八女市宮野100番地
参加無料(一応要予約)/ 人数把握のため
電話:八女櫨研究会(うなぎの寝床内)/ 0943-22-3699

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2012 / 12 / 10
白水