それぞれの久留米絣
もんぺ博覧会の準備をコツコツと進めている。
八女という土地に引っ越しきたのは3年前。越してくるまでは「久留米絣」という存在すら知らなかった。こちらにきてたまに聞いていた絣というイメージは古くさいものだった。しかし、妻の叔父が絣の染元で工房に伺ったり、いろんな工房に伺うことがあって、イメージは劇的に変わった。それぞれの工房で手法が違い、道具が違い、値段も、考え方も違う。今では藍染めだけではなく、化学染料で染めたものも多い。やはり本藍染めが素材の面でも手間の面でも高級なものになる。僕の中では色々みた中で「やっぱりいいな。」という印象を受けるのだが、ポンポンと手に入るものでもない。
今は機械織り、化学染料でつくられたものも多く。もんぺで言えば6000円から10000円くらいと手に入りやすい値段である。色や柄の種類も無数にあり選ぶのが楽しい。各工房でいろんな取り組みと工夫をこらしているので、工房訪問するのは一つの楽しみだ。僕自身もっと勉強しなければならない側面が多いが、少しずついろんなものを見て行こうと思う。

工房の様子。このように機械が並ぶところもあれば、手織りの織機があったりと様々。

道具も工房でそれぞれ。

津留織物のシャツ。ストライプ柄が特徴。若者にも人気だ。

各工房では、絣が干してある風景をよく見かける。
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2012 / 4 / 6
白水高広
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ここちよい理由は、現場にあり / 「奈良を編みとく」訪問記










