日本リネンのパイオニア「帝国繊維」
さらっとした質感と通年穿ける着心地
産地コラボMONPEに、リネンのMONPEが仲間入りしました!
日本のリネン産業の始まりから携わる帝国繊維とのコラボMONPEです。
フランス・ノルマンディ地方産の一等亜麻を原料に紡績したリネン糸を使用し、滋賀県湖東産地で製織・染色整理した国産リネン生地ブランド”NIPPON LINEN”の生地を使っています。通年使えるサラッとした肌触りを楽しめます。
生地について
リネン生地は吸水・発散・速乾性に優れています。汗や水を吸い取り発散してくれるので、カビや雑菌の繁殖も防ぎます。
また、亜麻にはペクチンと言う天然ののり成分が含まれており、汚れがつくのを防ぎ、洗濯で汚れを落ちやすくする役割も担っています。
一般的に春夏の素材のイメージが定着しているリネンですが、原料の亜麻は繊維内に空洞があり、暖かい空気を含んで保温性もあるため、一年通してお使いいただける素材です。使い込むほどに柔らかな風合いへと変化していきます。
色(全3種)
キナリ
158cm / Sサイズ
グレー
158cm / Sサイズ
ネイビー
158cm / Sサイズ
帝国繊維「NIPPON LINEN」
帝国繊維株式会社は、日本におけるリネン産業の発展を目的とした国家事業から始まり、現在では消防用ホースなどの防災分野を主軸としたメーカーです。
「NIPPON LINEN」は、こうした帝国繊維のルーツに立ち返り、創業当初から続くリネンというDNAを現代・未来に伝える生地ブランドです。
明治期に海外から持ち込まれ、日本の発展ともにあったリネン。国内では亜麻の栽培やリネンの紡績はほとんど残っていないのが現状ですが、リネンを織ることができる日本の機屋さんたちと一緒に生地をつくっています。
今回のMONPEの生地を織っているのは、滋賀県湖東産地で昭和31年創業の藤居織物工場です。
琵琶湖の近くに位置する湖東産地は、古くから麻(苧麻など)の産地として知られています。麻織物は乾燥した状態だと織ることが難しいとされますが、間近に琵琶湖があることで大気に水分をたっぷり含んでおり、麻の織物づくりに適した場所だったことから産地として発達しました。