七島藺工房ななつむぎ
（七島藺/大分県・国東市）
大分県国東市にある「七島藺工房ななつむぎ」の岩切千佳さんは、くにさき七島藺振興会が行っていた工芸士養成講座に参加したことがきっかけで七島藺（しちとうい）と出会います。七島藺は江戸初期に豊後（大分県）に伝わったとされ、トカラ列島にルーツがあり、カヤツリグサ科の植物でイ草より強度があり燃えにくいのが特徴です。主に庶民の畳表の原材料に用いられ、最盛期には年間約500万枚も生産されていましたが、栽培の難しさや生活様式の変化による畳離れ等により現在の国内産地は国東半島のみとなっています。岩切さんは「昔ながらの工芸も残しつつ、もっと身近に使えるものが作れないか」と考え、これまで畳表や円座、ラグのみだった七島藺の作品を、アクセサリーやキッチン用品など幅広く制作を広げます。また、自身も七島藺の畑に出向き、生産農家の方々との信頼関係を築いています。現地にて七島藺の歴史や伝統を伝える取り組みを続けています。
大分県のつくりて 全11社
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大分県・国東市
七島藺
七島藺工房ななつむぎ
大分県国東市にある「七島藺工房ななつむぎ」の岩切千佳さんは、くにさき七島藺振興会が行っていた工芸士養成講座に参加したことがきっかけで七島藺（しちとうい）と出会い…
大分県・玖珠町
郷土玩具
大野原きじ車保存会
きじ車は九州地方独特の木製の郷土玩具で、かつては九州各地で様々なタイプのものが作られていました。大野原きじ車保存会は、大分県玖珠郡玖珠町で1990年に結成されま…
大分県・日田市
竹箸メーカー
小関工芸
大分県日田市に工房を構える小関工芸(やまご箸)は1985年の創業以来、日田・玖珠・朝倉産孟宗竹または真竹の樹齢３年以上経った丈夫でコシの強い竹を使って、竹のお箸…
