【つくり手紹介】はんてんだけじゃない。宮田織物のものづくり。
【つくり手紹介】はんてんだけじゃない。宮田織物のものづくり。
ー生地作りからのこだわりー
皆様こんにちは。暦の上では春ですが寒い日が続いています。体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。
うなぎの冬のあったかグッズの定番として度々ご紹介してきた、宮田織物のわた入れはんてん。宮田織物は筑後市にある自社工場で50年以上にわたりわた入れはんてんを作っていますが、もともとは久留米絣織元だった歴史もあり生地作りにはこだわったものづくりををされています。綿100%のはんてんの表生地にはすべて名前がついており、着た時や眼に映る色柄の美しさ、手に触れた時の気持ち良さなど、あたたかいだけでないこだわりと魅力が詰まっています。
写真はうなぎで扱っているはんてんの中でも定番人気の奴はんてん、枇杷奴です。格子模様がなぜ「びわやっこ」なのだろう?とずっと疑問に思っていたのですが、「枇杷(びわ)奴の木綿生地は、枇杷の花言葉である「温和」を、大きな格子柄で表現し、温かみのある柔らかな表情に仕上げたテキスタイル」、なんだそうです。
宮田さんの生地の柄や色合いや配色がとても綺麗だなと常日頃思うのですが、ネーミングも美しい名付けをされていますね。
宮田織物が作る生地ははんてん以外にも、うなぎの寝床のMIYATA ITAストレッチもんぺや、産地間交流で生まれた刺し子花織のもんぺ、はおり、日田下駄などでも体感することができます。
ぜひ店頭で手にとって、久留米絣織元をルーツに持つ宮田織物の細やかな仕事に触れてみてください。鬼木
ー商品情報ー
つくりて:宮田織物(福岡県筑後市)
通販はこちら→https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2032821&sort=n