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【雑感にょろり】えびす様のしめ縄作り。商売繁盛と町のつながり。

11月 23rd, 2016

【雑感にょろり】えびす様のしめ縄作り。商売繁盛と町のつながり。

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初めてのしめ縄作り。地域の皆さんと一緒の共同作業。

うなぎの寝床のお店があるのは、福岡県南部の八女・福島地区。白壁の町並みが続く、昔ながらの商人と職人の町です。そのためか、商業神として信仰されている「恵比須(えびす)」様の像があちこちに点在しています。一番古い恵比須像は、なんと1713年に制作されたといわれていて、しかも夫婦恵比須(めおと・えびす)で男女が並ぶ珍しいものです(以前のブログご覧ください:http://bit.ly/2ggbPT5)。

今朝は私たちの町内会にある、恵比須(えびす)様の注連縄(しめなわ)を作る行事があり、うなぎメンバーみんなで参加してきました。私もしめ縄を作るのは初めての経験。藁(わら)を叩いて柔らかくして、繊維を整え、ねじりながら左方向に編んでいきます(「綯う=なう」というそうです)。皆さん「こんなんやったかなー」「毎年やるけど、忘れてしまうー」と言いながら、昔のノートを見たり、年長者の方に聞いたりしながら、手作りのしめ縄と紐が出来上がっていきました。

結界でもあり、繋ぎでもある。縄と紐の、機能的役割と宗教的役割。

しめ縄は「結界」の役割を果たすもので、神前もしくは神聖な区域などにかけわたして、内と外を隔てて、「不浄に触れしめないように」する役割があるそうです。日本では古代から古神道で使われた宗教具で、『日本書記』では「しりくへなわ(端出之縄)」、『古事記』では「しりくめなわ(尻久米縄)」という記述が残っています。縄や紐というのは、そのように宗教や呪術と密接に結びついているわけですが、それは人類の文明発展の上で、動植物の繊維を撚って糸となし、それをさらに編んで縄や紐を作る技術が、運搬・狩猟・服飾・道具作りなどに果たした機能的役割が大きかったからだとも、考えられます。

立派なしめ縄を神社などで見て、ピリっと背筋が伸びた気持ちになったりした経験はありますが、自分たちで作ると、改めて稲わらからできているということにも気づきますし、結って作っていくプロセスそのものが、恵比須さまを祀る行為なんだろうなーと考えたりしました。何よりも、普段は会わない地域の人たちが顔を合わせ、町のゆるい横のつながりを持ち続けられるきっかけになっていること自体が、何よりも商売繁盛につながるのかもしれないと思ったのでした。渡邊

◉今日のダジャレ
「縄が好きなわたし」

◉参考文献
・額田厳著『ひもーものと人間の文化史』
・『八女市史 下巻』

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