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いのししハンターたちの日曜日③ 生き物から食べ物へ / Yame Gibier Month 12

2月 18th, 2018

【地域のこと】いのししハンターたちの日曜日③ 生き物から食べ物へ / Yame Gibier Month 12

(HPブログ:http://bit.ly/2DZqY3I
いのしし猟の取材のため「猟友会」の皆さんとご一緒したとある日曜日。
いのししたちの痕跡を探して山へ入り、グループに分かれて山を囲み、猟犬たちが追ってきたいのししが、目の前で仕留められるところをみるという、貴重な体験をさせてもらいました。(前回②はこちら: http://bit.ly/2EySeuh)
人間でも動物でも「死」というのは、やはり衝撃があります。目の前で見るとなおさらです。こんなこと私にはできない・・・と気持ちにもなりますが、よく考えてみれば、普段食べているものはこうして殺されているのだと、自分ではない誰かがその役割を担ってくれているのだと、気づきます。
そしてそれを担う方々はプロです。どうやったらシメたら美味しく食べられるのか、肉を傷めずにどうさばくのか、知識と技術かあるからこそ、「食材」として美味しく食べることができるのです。
今回、猟に同行させていただいた井手口良文さんは、八女で唯一、いのししの食肉加工と販売ができる免許をもっている方です。普段は建設業を営んでいますが、親戚や周りの先輩たちとの縁で、21歳の頃から猟をはじめます。
その後、八女商工会議所が農業被害対策と新産業の創出を目的にイノシシ肉の活用するプロジェクトを立ち上げたことをきっかけに、井手口さんは2012年に食肉販売・加工ができる「株式会社八女ジビエ」を設立します。
飲食店などにイノシシ肉の卸販売もされていますし、商品開発プロジェクトとして「イノシシ肉のソーセージ」や、うなぎの寝床でも扱っている「イノシシカレー」なども作られているのです。
今回の取材では、猟が終わった後、いのししの解体まで見学させてもらいました。怖いとか気持ち悪いとか思うのかな、という緊張した気持ちもありましたが、実際に見てみると、解体されていく過程はもう生き物ではなく、食べ物として見えてくる感覚がありました。
それは何よりも、井手口さんたちの作業がとても丁寧であったからだと思います。いのしし肉は仕留めたあとの血抜きの作業や熟成の時間などで、臭みや味などが大きく左右されます。そして実際に皮を剥いで、肉の部位を切り出していく作業は、とてもとても時間と手間のかかる作業なのです。
井手口さんも八女で駆除されているイノシシの全てを食肉として加工しているわけではないですし、現在の需要だけでは売り切ることはできません。美味しく食べる人が増えれば増えるほど、ただ駆除のために殺される命ではなくなるのです。
今回のジビエマンスでは、こうしていのしし猟師たちが時間と労力をかけて届けられた八女のいのしし肉の美味しさを知ってもらい、また食と命について考えるきっかけになれば良いなと感じます。渡邊∈(゜◎゜)∋ ウナー
【通販】八女ジビエ イノシシカレー
http://shop.unagino-nedoko.net/?pid=98996419


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