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【仏壇組合との取り組み】現代における、仏壇と祈りのあり方。

10月 22nd, 2019

【仏壇組合との取り組み】現代における、仏壇と祈りのあり方。

八女には、いわゆる国や県から指定されている「伝統的工芸品」が6つほどあるのですが、そのうちの1つが八女福島仏壇です。伝統技法で本漆で塗られる仏壇は、合成漆などを使う安い海外産の量産仏壇に押され、技術の存続が厳しい状況が続いています。

産地の問題はどこも共通していますが、「何を残したいのか?」という点に尽きると思います。

仏壇は生地・彫刻・蒔絵・漆・金箔・金具など、6人の職人が分業して作っています。それぞれの技術を残すのが目的なのであれば、「仏壇」というカタチに捉われずに新しいものを生み出す方向性もあります。実際、八女で仏壇に携わる職人さんでも、仏壇以外で技術を生かせる仕事をしている方も増えています。

逆に「仏壇」という存在を残し、需要を生み出していきたいのであれば、その存在意義を現代において捉え直し、ライフスタイルに合わせて形を考え直し、提案していく必要があります。実際、八女の産地には職人だけではなく、仏壇仏具を販売する仏壇屋さんも多くいます。

昨年から仏壇組合と取り組んでいるのですが、「仏壇」そのものに焦点をあて、現代における「祈り」のあり方や、自分自身と向き合う仏教との距離感などを再提案する「ブツマプロジェクト」が進行中です。

来年の1月(予定)には、福岡の六本松蔦屋書店さんで、この取り組みを紹介する展示会も予定しています(写真は今年2月に東京神楽坂のかもめブックス産での展示会の様子)。こちらは追ってお知らせしますので、お楽しみに!

その前企画として組合が企画する「第6回 八女福島仏壇フェア」が、今週10月26日(土)から八女伝統工芸館ではじまります。仏事や仏壇の無料相談や、仏壇の供養祭、製造工程の実演なども予定されています。

実際に産地に足を運び、職人さんたちと会話できる機会となりますので、ご関心がある方は足をお運びください。昨年開発したブツマプロジェクトの「ブツマ仏壇」も展示します!

●第6回 八女福島仏壇フェア
日程:10月26日-11月10日
時間:9:00-17:00
場所:八女伝統工芸館1F特設会場
住所:福岡県八女市本町2-123-2
URL:https://yamedentoukougeikan.jimdo.com
・仏事・仏壇相談コーナー(無料):10/27・11/3・11/4・11/10
・仏壇感謝供養祭:10/27(日)10:00〜
・仏壇職人による製造工程実演:10/27・11/3・11/4・11/10

 


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