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【つくりて紹介】熊本県玉名郡・まゆみ窯

10月 28th, 2018

【つくりて紹介】熊本県玉名郡・まゆみ窯

「ろくろ一筋でいきなさい」

まゆみ窯の主、真弓亮司さんは、熊本県人吉にある民芸店・魚座の上村さんに言われたそう。その言葉によって毎日ろくろを回しつづけているのです。

真弓さんは、元々別のお仕事をされていた際、体調を崩されたことをきっかけに、熊本県荒尾市の小代焼・ふもと窯のお手伝いをすることに。ですから陶芸家になりたかった訳ではなく、ひょんな事から弟子入りすることになったのです。今ではろくろの名手として有名になられていますので、人生何があるかわかりません。

小代焼を日本の伝統的工芸品として指定を受けるまで取り運んだ井上泰秋さんの下、10年間修行したのち、同じふもと窯のお弟子さんであった奥様と共に、開窯されました。

ふもと窯での修行時代に真弓さんはもう一人の師と出会います。それが上記の魚座の上村さん。上村さんは民芸界では有名な方で、人間国宝・金城次郎さんも上村さんのアドバイスを受けていたそう。感情的でもなく、抑えつけることなく、愛情を持って教えてくれる方だったそうです。毎回テーマを持って作品を見てもらい、アドバイスを頂く。また上村さんが日本各地、世界中から集められた作品を見たり、使ったりすることで勉強されていました。

その時に上村さんが真弓さんに対して、ろくろを極めていくよう言葉をかけたのです。才能を見抜き、魅力を引き出そうとされていたのでしょう。

つくり手の経歴は人それぞれですが、それを経て今の作品があると考えると、つかい手も不思議と違った視点で見えてきて、楽しみが増えますよね!

丸みのある椀やカップ、土鍋の形は真弓さんの特徴で、盛っている料理や飲み物を包み込むような温かみを感じます。使いやすい器を目指されていて、料理上手な奥さんの料理で、共に使い心地を研究されていらっしゃるそうです。職人気質な印象が強かったのですが、釉薬の成分配合を大幅に変えてみたり、新しい形に挑戦されたりとかなりチャレンジングな側面もおありだそうです。(風見窯・杉田さん談)

土は体積する層によって特徴が異なるため、技法によって、釉薬によってブレンドして配合を変えており、そのため毎朝粘土練りからスタートします。

釉薬は周辺の農家さんから頂く藁、ストーブで使用した後の灰などを使って全て手作りされています。

その材料一つ一つが合わさって、真弓さんと奥さんの手によって温かい器へとなるのです。前田

ーつくりて情報ー
つくりて:まゆみ窯(熊本県玉名郡)
取扱店:うなぎの寝床 旧寺崎邸
通販:http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=1049020


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