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坂本繁二郎 アトリエ跡の活用

12月 13th, 2012

大学で建築を勉強していたからかもしれないが、昔から古い建物などの活用について少し考えることはある。

八女は、伝統的建造物群保存地区に指定されていて古い町並みが残る。それは町の建築家の方や市役所にいたKさんなどの尽力が大きい。八女は町の少し外れにも古くておもしろい建物はいくつも存在する。神社の境内に飲食店や雑貨屋、今は服屋も入った土橋市場や、残念ながら取り壊されてしまった福島工業試験場、そしてこの坂本繁二郎アトリエ跡などである。

福島工業試験場が取り壊されたのは確か今年のはじめのことだった。老朽化が原因で、僕も中を見学して確かに朽ちてはいたが、建物が朽ちることなんか建てる時からわかってることで、しっかり改修しながら使っていけるように設計すべきだと思うし、使っていく側もその意識を持つべきだと思う。建物が非常に魅力的で、福岡の不動産やリノベーションなどをやっている会社の方も見に来てくれてプロジェクトを立ち上げようという話しなども広がりつつあったのだが、小さな力では叶わず取り壊しがきまった。本当に残念だ。
最近、よく散歩にでかける。「ちょっと坂本繁二郎のアトリエあたりに行ってみよう。」うなぎの寝床から車で5分くらい走ったところにアトリエはある。田畑や小さな集落の一角をブラブラと歩く。コンクリートの建物の周りには色んな木が少しずつ植えてあり場の雰囲気が気持ちが良い。現在は何も使っていないようで坂本繁二郎アトリエ跡という小さな碑のようなものがちょこんとある。僕はせっかくだから、貸し出せばいいのに。といつも思う。僕が借りたいくらいだ。 やっぱり人が使いながら、手を入れながら文化財や古い建物を使っていくのが当然の流れだと思う。八女市立花町の旧大内邸や山鹿の八千代座などはそれが実践できている場だと思う。

坂本繁二郎アトリエの周りは櫨がちょこちょこ植わっていたり、お茶畑があったりと、少しホッとできる散歩コースである。

坂本繁二郎アトリエの様子。秋、落ち葉が落ちる夕暮れ。


櫨も赤く色づいていたのもあれば...


葉がおちて実だけになっているものもあった。


横はお茶畑。茶畑越しのアトリエ。

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2012 / 12 / 13
白水


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