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【企画展】お節句の人形、雛人形や武者人形。しかしそもそも節句とは?

12月 9th, 2016

うなぎの寝床2Fで、昨日始まりました津屋崎人形展。店長春口の選ぶ定番のお人形の販売と併せ、節句人形の受注会も行っています。しかし、そもそも節句とは何なんでしょうか?ちょっと調べてみました。

節句とは、中国の陰陽五行説に由来して定着した、日本の暦における季節の節目を指すそうです。年間にわたりさまざまな節句が存在していますが、そのうちの5つを江戸時代、幕府が公的な行事・祝日として定めたとのこと。そのうちの2つが上巳の節句ーすなわち雛祭りーと、端午の節句ーすなわち子どもの日ーです。この節句に飾られる人形(雛人形、五月人形)が、節句人形と呼ばれるものです。

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奇数が重なる月日は悪いことが起こりやすいという「重日思想」から、古代中国において、三月三日(上巳)や五月五日(端午)はもともと厄除けの日でした。それが日本の祓えの行事や武家社会の発展と重なり、現在に伝わる雛祭りや端午の節句の形となったようです。

端午の節句の由来が面白かったので、もう少しご紹介させていただくと、なんと元々は女性の節句だったそうです。田植えをする少女である早乙女を巫女として、菖蒲やよもぎで葺いた小屋の中で身を清めたと言われている日とのこと。武家の男児の成長を願う行事としての色合いが濃くなったのは、鎌倉時代以降のようです。厄除けとして早乙女に使われていた菖蒲が「尚武(武を尊ぶ)」に通じることが、その理由とされています。

他にも雛人形の前身がぬいぐるみだったとか、いろいろ面白いことがわかったのですが、まずはこのあたりで。続きはまた次回。岡本

<本日の参考文献>
・古川誠一『九州の郷土玩具』、思文閣出版、1982
・山本三千子『室礼おりおり』NHK出版、2009
・佐野茂「家庭生活における「一家団欒」の社会史的考察(3)土雛人形を中心とした庶民家庭における三月節句の教育的意義」http://ypir.lib.yamaguchi-u.ac.jp/bg/metadata/606

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◉企画展情報
日程:12月 8日(木)〜12月11日(日)
12月15日(木)〜12月18日(日)
時間:11:30〜18:00
内容:筑前津屋崎人形巧房の人形展示販売会
節句人形受注会
場所:うなぎの寝床 2階

通販→http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=898401&sort=n

◉工房見学+絵付け体験
日程:12月17日(土)
場所:筑前津屋崎人形巧房(福岡県福津市)
時間:13:00〜(残4)、15:00〜(満席御礼)
※事前要予約。詳細は下記URLよりご確認ください。
https://goo.gl/XCHqsx


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