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【研究まにまに】文献調査の旅 関西の巻

7月 12th, 2016

みんぱくで文献の海に溺れる

現在関西出張中です。前回触れた『絣之泉』ですが、読み進めるにつれ、これは中々な史料だという認識が私の中で大きくなってきております。その関係の文献がどうやら京都工芸繊維大学の図書館にあるということを知り、他の調査も兼ねて大阪と京都を回っている次第です。

工繊大はうなぎメンバー林田君の母校でもあります。彼に教えてもらった、大学の近所にある「世界の紅茶が飲める喫茶店」も抜かりなくチェックしてくる予定です。

先週は、大阪の万博記念公園内にある国立民族学博物館(通称みんぱく)の図書室に引き込もっておりました。関西の方はいらしたことがあるかもしれませんが、ここは世界中のあらゆる文化を紹介している人類学・民族学の博物館です。その展示は質量ともに一日では見切れないほどですが、同時に文化研究などが専門の大学も運営するなど、高い研究機能も有しています。

さまざまな国や地域でフィールドワークをしている研究者の方々が収集してきたモノ資料は約35万点、文献図書資料は約66万点に上るとのこと。このなかから絣に関するものを引き出すというのは、考えてみればいくら検索エンジンが充実していても当然のことながらエライ作業です。

前にも書きましたが、一口に絣といってもその技術は世界中に分布しています。一体どこまで調べれば、絣のことを調べたことになるのか?もちろん研究として昇華するならテーマ設定をしなければなりませんが、それとは別に絣というものについて、その大枠を知ろうとするのはやはりアンビシャスなことであると痛感させられます。

みんぱくの図書室は1階から4階まであり、外国語の雑誌が1階、日本語の雑誌が2階、図書が3階と4階に収蔵されています。先週、2日半をここに引き込もって過ごしましたが、実はまだ1階からまだ脱出ができておりません。Textile Historyなどの学会誌や、Textile Museum Journalなどの機関誌のバックナンバーをひたすらめくる作業。嫌いではありません。もちろん。明日、京都から大阪に戻って再び数日みんぱくに通う予定ですが、一体上の階まで辿りつけるのかどうか?絣の海の茫洋さを再認識させられる今日この頃の関西です。岡本

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