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【企画展】もんぺのお次はステテコ?決して懐古趣味に走ってるわけではないです。綿クレープ steteco.comのものづくり展6月14日スタート!

6月 6th, 2019


もんぺのお次はステテコ?
決して懐古趣味に走ってるわけではないです。綿クレープ steteco.comのものづくり展6月14日スタート!

みなさんこんにちは。日中は蒸し暑くなってきました。天気予報を見ていたら、週末には九州筑後地方は梅雨入りするそうです。あのジメジメと灼熱地獄がまたやって来るかと思うと少し気が重たいですが、嘆いても仕方がないですね。来週から旧寺崎邸で「綿クレープ steteco.comのものづくり展」がはじまります。
もんぺのお次はステテコですか?と言われそうです。
ラクダに腹巻にステテコといったステレオタイプの昭和のお父さんのイメージが根強いステテコ。思いつくのはサザエさんの波平さんやバカボンのパパ。仕事から帰宅したお父さんが縁側やお茶の間でビール片手にくつろいでいるイメージです。

ステテコとは何か。
ステテコは着物や袴の下に穿く下着として、明治時代以降日本の近代化に伴い全国的に普及しました。それ以前には股引があり、特に江戸時代の職人の作業着などに用いられていました。股引の変形がステテコだと言われています。おもしろいのが、ステテコという呼び名は、落語家三遊亭圓遊の芸が由来だと言われているんだそうです。庶民の衣服の語源は庶民の娯楽である落語から来ているんですね。
戦後、繊維業が盛んになると、高温多湿の日本の気候に合わせ、素材や織りを工夫した楊柳クレープやキャラコなどが登場し、ステテコは中高年の男性のインナーとして愛用されました。ズボンの下に穿いてズボンが汗や皮脂などで傷むのを防ぐ役割もあります。しかし時代の流れ、若者の価値観の移り変わりなどから、1988年に実施されたアンケートで「なくなっているかなくなって欲しい服飾品」でステテコが挙げられるなど若者からは敬遠されるようになってしまいました。
そんなステテコを現代の暮らしにも取り入れやすいよう再構築したのがsteteco.com。売り上げが下降線を辿っていたステテコに柄をプリントし、デザイン性の高い現代の若者にも受け入れやすい新しい形のステテコのブランドとして、2008年steteco.comは立ち上げられました。それまで若者から時代遅れ、ダサいと、否定的に見られていたステテコが、カジュアルウェアとして再び受け入れられたのです。

かたや、戦時中の婦人用の活動衣から始まり田舎のおばあちゃんの農作業着のイメージが根強いもんぺ。うなぎの寝床では広川産業展示会館で久留米絣のもんぺを試着した代表白水がは穿き心地の良さに着目し、現代の生活に取り入れやすい新しいもんぺを提案しました。
時代の移り変わりの中で、ファッションの流行り廃りがあったり、生活様式の変化や価値観の変化で人々の暮らしから離れていくのは仕方のないこと。
しかしエアコンもない時代、長きにわたって人々に受け入れられたのには必ず理由があります。それは肌触りの良さであったり、動きやすさ、吸水性、速乾性、通気性などといった使いやすさ、機能性の高さなどが挙げられるでしょう。久留米絣のもんぺはヴィンテージ織機(あるいは手織り)でゆっくり織られることで得られる柔らかさが、steteco.comのステテコは滋賀の高島ちぢみと呼ばれる綿ちぢみ(綿クレープ)のさらりとした肌触りの良さがあります。毎年猛暑に酷暑で連日熱中症のニュースが流れるの今日この頃、日本で古くから作られている綿クレープがなぜ涼しいのか、その秘密を知って、そしてぜひ取り入れていただけたらと思います。鬼木

※写真…下着ではなくアウターとして着用できるsteteco.comの現代のステテコ。
季節感のある柄物や取り入れやすい無地など色柄はさまざま。

【企画展HP】
http://unagino-nedoko.net/steteco-com/

 

◎綿クレープ steteco.comのものづくり展
場所:うなぎの寝床 旧寺崎邸
日程: 6月14日(金)~30日(日)
時間:11:30 – 18:00
休み:火曜・水曜休み
住所:福岡県八女市本町327
tel:0943-24-8021



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