【イベント】図案と染めーよつめ染布舎の仕事展ー

デザインと染めの仕事の両立 クリエイティブな仕事

大分県国東市、半島の突端に工房を構える「よつめ染布舎」の染色作家・デザイナー 小野豊一さんは型染めと筒描と呼ばれる2つ技法で色彩豊かな品々を作り出します。うなぎの寝床で馴染みのある久留米絣では、図案に基づいて糸を先に染めて織りあげながら柄のある生地をつくりますが、型染め・筒描きは、図案に基づいて作られた型紙やフリーハンドで布の上に糊を置いて防染した状態で染め分けて柄を作り上げていきます。グラフィックデザイナーでもあり、もともと絵描きになりたかったとも語っている小野さんの図案づくりは日常の中から生まれるものや、今拠点としている国東半島の土地の文化をモチーフにしたものなど様々です。手染めのゆらぎや際の曖昧さを活かした図案づくり・色えらびにより、暮らしに馴染み彩りを与えてくれるような仕事になっていると思います。「染めのものを暮らしの中に」をテーマに活動する小野さんの仕事を紹介します。

 

染めについて – 型染め・筒描きとは –

技法で言われてもすぐにピンとこないと思いますが、神社や相撲・節句の幟、暖簾、校旗など、おそらくほとんどの方が無意識的に目にしている「型染め」「筒描」。「型染め」は日本の伝統的染色技法で、型を使って布や和紙に模様を施していく技法です。「筒描」とは型を使わず米糊をフリーハンドで線引きし防染していく技法です。糸を先に染める久留米絣や大阪で発展した染め技法「注染」の品物と比較しながらご覧ください。

 

【よつめ染布舎の通販】
http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=1975819&sort=n

展示販売

服、ストール、暖簾、コースター、がま口、名刺入れ、てぬぐい、ポストカードetc…

型染めもんぺ受注会

よつめ染布舎の型染め生地を選んで、うなぎの寝床のもんぺに仕立てます。
*5~6月頃のお届けとなります。

 

【満員御礼】型染め糊置き体験会

開催概要
日時 2019年2月9日(土)
時間 13:00~14:20(定員5名)
場所 うなぎの寝床 旧寺崎邸
参加費 1,000円(あだち珈琲ワンドリンク付き)
内容 型染めについての話と5種類の型からお好きなものを選んで手ぬぐいの糊置きを体験します。
当日はエプロン持参もしくは汚れても良い服でお越しください。
翌日10日は小野さんが墨染して、出来上がり次第発送いたします。(配送料別)
10日は見学のみ可能です。染めの時間は天候次第ですのでお問い合わせください。
参加方法 要予約
予約方法 受付終了しました。
会期: 2019年2月8日(金)~2019年2月24日(日)
会場:旧寺崎邸2F
時間: 11:30-18:00
休み:火曜・水曜
住所:福岡県八女市本町327
電話:0943-24-8021

 

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