【UNA PRODUCTS】 think futu シャツ オンライン販売開始
誰もが気楽に着やすい「futu(普通)」の型を考える。
細部までこだわった「きちっとさとラフさ」を兼ね備えたシャツ。
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どんな人でも気楽に着られる型を思案してつくったシャツ「think futu シャツ」です。体感的にも気持ち的にもさっと楽に着られることを考え、袖、首回りなど細部のつくり、左右両脇にスラッシュポケットをつくるなど工夫。また、楽に着用できながらもシャツとしての機能をきちっと果たせるよう、丁寧にこだわって縫製されています。
袖部分はラグラン袖にしているため腕や腕を動かしやすく、ボタンは一番上まで閉めても苦しく感じにくい首回りのサイズと下がりを確保。体型や性別を選ばず、ボタンを閉めればきちっと着られ、閉めずに羽織ればラフに着用することができるなど、さまざまな人のライフスタイルに寄り添える型になったのではと考えています。
今回のthink futuシャツには、「リサイクルコットン19番単糸」で織った播州織(兵庫県西脇市)の綾織の生地を使用。洗い加工やシワ加工を施しているため肌あたりがとても柔らかく、無地でありながらも表情を感じられる風合いに仕上がっています。
サイズはSS, S, M, L, LLの5サイズ。
■ うなぎの寝床 KATA(型)を通して様々なことを伝えていく ■
うなぎの寝床は、久留米絣の産地である福岡県筑後地方で「MONPE」を開発し、日常着として提案し直してきました。このMONPEには「KATA(型)」という考え方が踏襲されています。
「現代風もんぺの型紙」をベースにしながら、200年以上の歴史がある伝統工芸である久留米絣の生地を、古典的な柄物から、無地のものまで様々な色柄を当て込んでいくというやり方です。
また、さまざまな編み生地をTシャツの「型」にあてはめた「KATA-Tシャツ」もMONPEと同様の考え方でつくっています。生地の厚さや肌触りなどの違いをKATA-Tシャツの型に当て込むことで、季節で用途を変えられる「オールシーズン使える日常着」として提案をしています。
■ think futu シャツとは? ■
このシャツの型を考える時、まずはいろんな方に着てもらえること、そして、楽な着心地・気持ちで着られることを意識しました。
昔と比べると、現代はライフスタイルが多様化しています。どんな方のライフスタイルにも当てはまるよう、きちっとした場面でも着られ、その他のシーンであってもラフに着られる型を思案。そうして生まれたのがこのthink futu シャツです。
■ futu シャツの特徴 ■
① ラグラン袖で肩・腕回りの稼働が楽々。
think futu シャツは「ラグラン袖」にしているため、肩幅が狭い・広いで着る人を選ばず、肩や腕周りが稼働しやすい型に仕上がっています。また、胸周りや袖幅を広くとっているため楽な着心地で、体形を選ばずいろんな方に着ていただけます。
左図:肩から袖にかけて切り替えがある一般的なシャツの型。
右図:首回りから脇にかけて切り替えがあるラグラン袖のシャツの型。
② きちっと着られるし、ラフにも着られる。
通常、ビジネスシャツは身体に沿ってパターンが引かれ、衿は厚めの芯が入っているため、襟元までボタンを閉めると少し窮屈に感じる方もおられるでしょう。
think futuシャツは、一番上までボタンを閉めても苦しくない首回りサイズと下がりを確保。首元まで閉めて着るときちっと見えますし、ボタンを閉めずにTシャツの上に羽織ればラフにも着られます。
③ 左右にポケットがある
左右両脇の部分に、ラグラン袖の切り替え部分に沿わせてスラッシュポケットがあります。普段カバンを持たない人でも、スマートフォンや財布をさっと入れて出かけられます。
【今回は播州織(兵庫県西脇市)の生地を使用】
「播州織」は、兵庫県西脇市で先染の広幅綿織物です。シャツやブラウスなどが代表的で、最盛期には国内で生産される先染織物の約70%のシェアを占めました。
今回は、その産地で活動し、播州織やシャツの生産と長年向き合ってきた東播染工が開発した生地の中から、落ちわたを使用した「リサイクルコットン19番単糸」を経糸と緯糸に使った綾織生地の生地を選びました。最終加工として製品洗いをかけており、柔らかな生地感になっています。
東播染工は、大きなロットをこなす生産体制・設備・技術が備わった織元で、常に新たな播州織の開発にも取り組んでいます。
【細部の仕様にまでこだわる佐賀県唐津市の工房で縫製】
佐賀県は古くから製造業が盛んな地域で、今も縫製工場が県内に点在します。そんな地域で1995年に力武正二さんが立ち上げた唐津シャツ工房に今回、シャツの縫製をお願いしています。
唐津シャツ工房は創業当時、生産ロットが多いシャツも手掛けていましたが、約10年前からは、小ロットでもシャツの細部の縫製にこだわることで独自の生産体制に整えてきました。
その結果、多くの企業から品質や技術が信頼され、生産規模も拡大。現在もシャツの縫製を主軸に活動されています。
折り伏せ縫いで丈夫かつ美しい仕上がりに。「運針」にもこだわり
think futu シャツは、縫い代を巻き込む「折り伏せ縫い」で丁寧に縫製しています。折り伏せ縫いは、表・裏どちらから見ても縫い合わせた部分がほつれにくく丈夫で、美しく仕上がることが特徴です。
また、約3cm内に縫い目が何針あるかを表す「運針」にもこだわりました。スーツの下に着るようなフォーマルなシャツは運針が多め、カジュアル要素の強いシャツは少なめに縫われています。今回の播州織の柔らかい生地には、ちょうどこの中間の運針に設定。きちっとも着られ、ラフにも着られる要素が運針にも表れています。
■ 商品情報 ■
「think futu シャツ 白 東播染工 × 唐津シャツ工房 × うなぎの寝床」の商品ページはこちら