【つくり手紹介】小石原焼をルーツに持つ手吹き硝子。温もりが感じられる素直な「器」。
【つくり手紹介】太田潤手吹き硝子工房 太田潤さん
福岡県朝倉郡東峰村で手吹き硝子を作る太田潤さんは、小石原焼の窯元であり陶芸家の太田哲三さんの次男として生まれます。兄の圭さんは窯に入り、潤さんもかつて轆轤(ろくろ)を回していた時期もありましたが、ずっと座って轆轤に向かう作業は性に合わずガラスの道に進みます。大学卒業後に全国のガラス工房を訪ねた後、24歳の時に沖縄琉球ガラスの名工稲嶺盛吉さんに師事し、そこで5年間学びます。
小石原焼をルーツに持つ手吹き硝子。温もりが感じられる素直な「器」。
2004年に福岡県甘木市秋月(現在の朝倉市)に自作で築窯し、現在は東峰村に窯を移して制作を続けています。窓ガラスや酒瓶などを一度溶かして再利用する再生ガラスという製法で、制作の最初から最後までを一人で担います。厚みがありぬくもりを感じられる再生ガラスの器は、素朴なおおらかさがあり日常使いによく馴染みます。小石原焼をルーツに持ち、焼き物や琉球ガラスを手本としながら、奇をてらわない素直な「器」を心がけて制作しています。
photo by Koichiro Fujimoto
photo by Koichiro Fujimoto
photo by Koichiro Fujimoto
ーつくりて情報ー
太田潤手吹き硝子工房 太田潤(福岡県朝倉郡東峰村)
通販:https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2021544&sort=pphoto by Koichiro Fujimoto
その他のお知らせ

【もんぺ巡業】 フィンランド「COMPANY」 9/12-13

【数量限定】 Farmers’ MONPE いろは(全8柄)

シリコーン、実は「石」からできている / SING

ぼくたち不良品?「2級品問題」は誰のため? / 224

工場から廃棄ゼロを。余剰素材を製品に / SING

10%が不良。窯業界の課題に向き合う / 224

【バイヤーインタビュー 後編】 ものづくりと資源 / SING & 224porcelain
