【商品紹介】復興に向けた想いの込もった2つの玩具
郷土人形・玩具展2019-2020
http://unagino-nedoko.net/kyodogangu/
戦争からの復興
上ののごみ人形は、1945年(昭和20年)戦後の荒みがちな世の中に明るさを求めて、佐賀県鹿島市の染色家鈴田照次さんが「人々の心を少しでも明るくしたい」と作り始めた人形です。日本三大稲荷の一つ祐徳稲荷神社の参詣土産としても有名です。三度に渡り年賀切手の図柄に採用され全国的に知られるようにもなりました。干支のほか、かじか、みみずくやかっぱ、ひぐらし、河豚などこれはなんだ?という少し変わったかわいらしい人形もあります。地域にちなんだ動物をモチーフにしているのだとか。個人的には赤い牛に金の猿が乗っているというなんともめでたい、かえり猿が好きです。
災害からの復興
下の写真は福岡県筑紫野市トポスデザインで作られたおきあがりこぼし。トポスデザインは 2011年におもちゃのブランド「モチャ」を立ち上げ、九州北部豪雨災害で被災したあさくら杉を使っておきあがりこぼしを九州大学と共同開発しました。被災された人々にも立ち上がってほしいという願いが込められています。筑後川の鵜飼をモチーフにしており、よーく見ると口に魚をくわえています。模様なしのものも販売していますのでそこにオリジナルの鵜を描いてみるのもいいかもしれません。
何か問題に直面したり、乗り越えなければいけない状況の時に、ふと気持ちを和らげてくれる、またやる気にさせてくれる人形たち。つくりての思いが人形に表れているということなんだなと感じます。前田
【のごみ人形の通販】
https://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=2021565
<全つくりて>
英彦山がらがら鈴類窯元(福岡県添田町)/KITE HOUSE まごじ(福岡県北九州市)/隈本木工所(福岡県八女市)/清水きじ車保存会(福岡県みやま市)/サカタ商会(福岡県柳川市)/太宰府木うそ保存会(福岡県太宰府市)/筑前津屋崎人形巧房(福岡県福津市)/筒井時正玩具花火製作所(福岡県みやま市)/友田商会(福岡県福岡市)/トポスデザイン(福岡県筑紫野市)/宗像郷土玩具研究会(福岡県宗像市)/飛鳥工房(佐賀県佐賀市)/江口人形店 弓野人形(佐賀県武雄市)/尾崎人形保存会(佐賀県神埼市)/佐賀一品堂(佐賀県佐賀市)/のごみ人形工房(佐賀県鹿島市)/厚賀人形店(熊本県熊本市)/木の葉猿窯元(熊本県玉名郡玉東町)/しもうら弁天会(熊本県天草市)/住岡郷土玩具製作所(熊本県人吉市)/彦一こま(熊本県八代郡)/ID HOUSE(大分県玖珠町)/大野原きじ車保存会(大分県玖珠町)/FLATS(大分県国東市)/佐土原人形ますや(宮崎県佐土原町)/わら細工たくぼ(宮崎県日之影町)/荒井工芸所(福島県会津若松市)/山田民芸工房(福島県会津若松市)/Good Job!センター香芝(奈良県香芝市)
●郷土人形・玩具展2019-2020
販売日程:2019年12月13日(金曜日)~2020年1月5日(日曜日)
休み:火曜・水曜・年末年始休み(12月27日〜1月3日)
時間:11:30-18:00
会場:うなぎの寝床 旧寺崎邸
住所:福岡県八女市本町327
電話: 0943-24-8021