【商品紹介】日傘のはじまり

【商品紹介】日傘のはじまり

日傘と雨傘、現代では梅雨から真夏時期にかけては特に欠かせない生活道具ですよね。
傘の歴史をたどってみると、日傘の歴史は雨傘の歴史よりも遥かに古いものだったのです。なんと紀元前550年頃~紀元前330年時代の壁画にはすでに多くの日傘が確認されています。貴族の夫人や高僧たちが外出する際の日よけとして使われ、権威の象徴だったようです。今のような閉じたり開いたりする構造の傘なったのは13世紀頃。傘の親骨(フレーム)には鯨の骨や木を使っていました。その後、雨傘が使われるようになるのですが、本格的に日常生活の中で使われるようになったのは18世紀後半に入ってからでした。イギリスのロンドンで例をいうと、それまで傘といえば女性のもので男性は帽子で雨をしのぐのが普通の時代だったのです。イメージしても今では考えられない光景ですよね。
それから日本へ1804年に長崎に洋傘がはじめて入ってきました。傘の歴史を少し紐解くだけで日傘が誕生してから雨傘がつくられたという予想外の事実を知ることができました。

この歴史ある日傘、現代では様々な素材・カタチで作られています。うなぎの寝床では東京で日本の伝統技術をプロダクトしている「傳-tutaee-」さんとコラボして久留米絣の生地を使用した「ツタエノヒガサ」を作りました。裏表のない久留米絣なので、内側からも柄の文様を楽しめます。東京の傘職人さんが手作りで仕上げた日傘。サイズは小ぶりですが、持ち手の部分がストレートなので男性が持ってもステキです。日中は暑い日がまだ続きますのでお出掛けの際は長い歴史を感じつつ、ぜひ日傘を使ってみてくださいね。田中

ー商品情報ー
商品名:ツタエノヒガサ
通販はこちら→http://u0u0.net/wuEp

読み込み中…