【イベント】カルチベートトーク vol.13 「伝統工芸が海外と組む意義とは? / 久留米絣職人とスウェーデン在住アーティストと語る」
◉ Cultivate Talk カルチベートトーク vol.13
「伝統工芸が海外と組む意義とは? / 久留米絣職人とスウェーデン在住アーティストと語る」
近年、日本の伝統工芸と海外のアーティストとのコラボプロジェクトがあちこちで生まれています。久留米絣だけでも、フィンランド・オランダ・スウェーデンなど、様々な国の人たちと取り組んだ新しい作品が生まれています。
しかし、実際に文化の違う人とものを作るというのは、とても大変です。こちらが「常識」と思っていることが違ったり、スピード感が合わなかったり、よく分からないところにこだわりがあったり・・・。
しかし何度も話し合い意見を重ね、そこを突破したとき、自分たちの考え方の範囲だけでは生むことのできない発想や表現にたどり着くことができるのではないでしょうか。
今回、スウェーデン在住のアーティスト平田さんとリサさんが「intertradition」というプロジェクトで提案するのは、日本とスウェーデンの2つのテキスタイルの「伝統=tradition」を「融合・交わせる=inter」ことで、どちらの文化にも属さない新しいテキスタイルが生み、そのプロセスから新しい伝統を考えるというもの。
平田さんリサさんと一緒に、新しい久留米絣づくりに取り組んだ「下川織物」の下川さんもゲストに迎え、
改めて「伝統」ってなんなのか、日本の工芸が海外と取り組むことでどんな意義や発見があるのか、スウェーデンにおける「伝統」や「デザイン」の位置付けとは何か、などクロストークを開催します。
日本にいたら、地方にいたら、普段は得られないような意見や視点が、きっと発見できる時間になります。ご参加お待ちしています。
◉ゲストプロフィール
LISA JUNTUNEN ROOS / リサ ユントゥネン ルース
ストックホルム在住のテキスタイルアーティスト・手織り作家。織りを中心とした幅広いテキスタイルクラフトに関心を持ち、北欧テキスタイルの歴史の中にある伝統工芸やパターンからインスピレーションを得た作品づくりを行っている。ウィービングはその生地を使って何かを作り出すための素材作りとして捉えられがちであるが、彼女にとって手織り織機で織り上げたものこそがゴールであり完成品である。
SHOGO HIRATA / 平田 章悟
ヨーテボリ在住のテキスタイルアーティスト。グラフィックデザイナーとして大阪で活動後、スウェーデンのエーランド島に移住。手工芸学校CapellaGårdenでテキスタイルデザインを専攻したのち、2014年よりヨーテボリを拠点とした本格的な作家活動を開始。縫製・染色など手仕事から生まれる質感を生かした服飾・テキスタイルアートを制作し、スウェーデン・日本を中心に発表。作品を通してものづくりの価値を人々に伝える活動を行っている。
www.shogohirata.com
◉開催概要
日時 2018年11月25日(日)
時間 16:00-18:00
※トーク後に交流会(18:30-20:00)も開催
場所 うなぎの寝床 旧寺崎邸
料金 1,000円 / 懇親会 +1500円(要予約)
定員 30名
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ご予約 HP予約フォーム:
お問い合わせ u-info@unagino-nedoko.net/
0943-24-8021 (旧寺崎邸)
◉INTERTRADITIONとは?
スウェーデンのテキスタイルアーティスト LISA JUNTUNEN ROOS と SHOGO HIRATA による伝統工芸交換プロジェクト。
この21世紀において世界的に減少している伝統的で美しいテキスタイル手工芸をどう生き残らせるか?日本・スウェーデン間の文化交換という手法を用いて伝統工芸の新しい可能性を生み出そうと試みる二人の旅路。
www.intertradition.com
www.instagram.com/intertradition
◉カルチベートトークについて
これまで筑後地域のものづくりを紹介する活動をしてきた「うなぎの寝床」。外への発信も大切ですが、地域文化を刺激し醸成するためには、日本中・世界中の視点を、取り入れ、交流することも同じくらい重要です。
「カルチベート・トーク」は、活動を通して出会った、たくさんの面白い方たちに八女に来ていただいて、みんなで話聞いて、刺激受けて、インプット・アウトプットし合おう!という企画です。
◉お申し込みフォーム
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