【企画展 / 旧寺崎邸】tamaki niimeのイッテンモノ展
【企画展 / 旧寺崎邸】tamaki niimeのイッテンモノ展
tamaki niimeの服はなぜイッテンモノなのか?
tamaki niimeの作られるショールや服は、定番のものもあるのですが、ほとんどが一点物です。同じ柄の生地を量産せず、敢えてそうされています。
それはなぜか?
ファッション業界の現状に疑問を持ち、自分たちが本当に良いと思える物を作りたいと試行錯誤した結果、そういうものづくりの在り方を導き出したからなのではないでしょうか。
播州織の産地である西脇では、糸の染、整経、織り、仕上げ加工など各工程が細かく分業制になっていて、そうすることで生産性を上げています。おそらくどの業界でも言えることだと思いますが、一定量以上を作るにはその方が効率的です。けれど、tamaki niimeは作品を一つ作る度に思考を繰り返し、その過程も楽しいと思えるようなものでないと作らないし、それを実現させるために設備や環境も整える。すべての工程を自社で一貫して行うことで、少量・一点物という作品づくりを可能にしています。
イッテンモノとは、作品それ自体だけでなく、tamaki niimeのものづくりの在り方そのものなのだと思います。
暮らしにあるものすべてがものづくりに繋がるとの思いから、無農薬野菜やコットンの栽培など新しい取り組みも始められているtamaki niime。衣服だけに止まらないものづくりに対する思考が今後どういう形で実現されていくのか、自分たちの在り方についても考えながら見ていきたいと思いました。請関
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