【商品紹介】20年使い続けたい棕櫚箒
【商品紹介】20年使い続けたい棕櫚箒
自然広がる福岡県うきは市に昔ながらの棕櫚箒(しゅろぼうき)をつくる「まごころ工房」さんがあります。職人の木下さんは箒を1本1本手づくりされています。そのため私たちが目にする完成品となるまで約2週間かかるそうでうす。棕櫚とはヤシ科の常緑樹のこと。半柄の箒で10枚分の皮が使われます。良い箒は良い樹皮からしか生まれないそうで、より丈夫で長持ちする箒をつくるために繊維が長く太いものを外側に使うそうです。樹皮でほうきを組み立てた後、繊維を毛状に細かくほぐすのですが、毛先が削れて細かくなったり毛が少なくなったりしないよう丁寧にほぐしていきます。職人にしかできない樹皮の選別と樹皮のほぐし加減です。棕櫚のほうきは床を撫でるように掃くだけで小さな埃も絡め取ってくれて音も静か、時間帯を気にすることがありません。さらに、皮は油分を含み床や畳に艶を出してくれるので天然ワックスの役割も果たしてくれます。棕櫚箒で床を撫でるように掃くという優しい動作は、生活道具を丁寧に使おうという気持ちにさせてくれます。手入れ次第で20年以上もつと言われる棕櫚箒、使い込み続けて味のある箒にしたいですね。うなぎのお店では半柄、長柄、はたきなど使用箇所によって箒のタイプをお選びいただけます。ぜひ年末の大掃除に手づくり棕櫚箒を使ってみてはいかがでしょうか。田中
ー 商品情報 ー
商品名:棕櫚の箒
作り手:まごころ工房(福岡県うきは市)
通販:http://shop.unagino-nedoko.net/?mode=grp&gid=632937&sort=n
ー 企画展情報 ー
『沖縄・ちくご ものづくり比較展』
日程: 2017年11月16日(木)〜12月4日(月)
休み:火曜日、水曜日
場所:旧寺崎邸(facebook→https://www.facebook.com/terasakitei/)
主催 株式会社 うなぎの寝床