【シャチョーが本を買う理由】『冷蔵庫』編
うなぎの寝床代表・白水と私、研究係・岡本の共通の趣味は本です。もはや双方趣味という域ではないかもしれませんが、ともかく共通点はそこです。
ある時、京都で一緒に本屋巡りをする機会があり、ちょっと毛色の変わった本屋さんを1日で3軒まわりました。めちゃめちゃ楽しかったです。散財しましたが本になら本望です。
「本は仕方ないよねー」これが白水と私の合言葉です。しかし、シャチョーの選書と私の選書が重なることはほぼありません。「なんでそれ?」と思うことしばしばですが、彼には彼なりの理由があるようです。きっと彼も、私に対して同じことを思っていることでしょう。多分お互い様です。
さて今回の『冷蔵庫』ですが、調べてみたら、著者である写真家・潮田登久子は漫画家のしまおまほの母親でした。血を感じます。
参考URL: http://www.usimaoda.com/ushioda/icebox.html
岡本
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『冷蔵庫』
何かに特化している本にわりと興味があって集めている。この本は冷蔵庫とその周りの環境、そして使われ方から人が見える本である。大きく考察ポイントを分けると三つ。
1.冷蔵庫とその周辺環境から読み取れる使う人の性格と規模感
2.中身の整い方と乱雑さの考察
3.冷蔵庫にはるメモ紙やあれこれの面白さ
この三点だ。
あとは淡々と撮り続けられる冷蔵庫を眺めるという、ある意味何も答えをくれない湖を眺めているような、押し付けがましくない構成が好きだ。以上。
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