旧大内邸と田中真木さん
八女市立花町に旧大内邸という場所がある。
旧大内邸は普通選挙法成立に尽力した大内暢三の生家であり、創建は明治時代である。そういう歴史がある立派な建物であるが、すばらしいのはそこではない。ここは田中真木さん中心に地元の人々が保存会を立ち上げ、廃屋同然となっていた同邸を修復し、今も地の人で護り継がれている。どの町にも文化遺産や歴史的な遺産はあるが、それが建物だけではなく、文化的にもしっかり受け継がれている場所というのは少ないのではないか。
1番の魅力は人。田中真木さんを中心にそこで働いている方々はいきいきとしている。そして皆さんで地元の食材を使って週末には料理を出している。旬の食材を活かした素朴な食事。しつらえは庭や裏の山などから自然をちょっと拝借し室内へ取り込む。現在は今後ここを担っていく若い方もスタッフとして入り、次へと受け継がれていく時期にさしかかっている。本当に楽しみな場所だ。
今回、僕がリーフレットとHPのデザインをさせていただいた。情報があまり表へと出ていなかったが、おもしろいことをたくさんやっている場所である。静かに魅力的な情報が溜まっていくと思う。
田中真木さん。写真は八十年間引き継がれてきた糠床を混ぜる様子。
季節の食材を使った母の膳。
明日は出張!
出張プロジェクト第1段 コトコト夏まつり
日時:7/21・22
時間:10:00〜16:00
場所:コトコト舎
住所:福岡県うきは市 吉井町屋部660
電話:080-5265-1048
Facebookを日々更新しています。
Twitterでシラとハルのつぶやきを。@unaginedokoさんをフォロー
2012 / 7 / 20
白水
その他のお知らせ

【もんぺ巡業】 フィンランド「COMPANY」 9/12-13

【数量限定】 Farmers’ MONPE いろは(全8柄)

シリコーン、実は「石」からできている / SING

ぼくたち不良品?「2級品問題」は誰のため? / 224

工場から廃棄ゼロを。余剰素材を製品に / SING

10%が不良。窯業界の課題に向き合う / 224

【バイヤーインタビュー 後編】 ものづくりと資源 / SING & 224porcelain
