雨に打たれる石灯籠。
雨、雨、雨。雨は好きだが、さすがにもう止んでくれと願いたくなる。
今年の梅雨は、例年より激しい。筑後地方、そして日田・熊本・大分では大きな被害も出ている。八女にある矢部川も今まで見た事ない水量が濁流として下流へと押し流されていた。ちょっと恐かった。
家の庭には石灯籠がポツリ。雨をピタピタと受け止めそこに佇んでいる。冬は雪を、夏は日差しを命一杯うけ、ひたすらそこに佇む。苔はこの雨に大喜びのようだ。水やりの回数も少なくてすむ。
うなぎの寝床では、今八女の伝統工芸といえば桶くらいしか置けてないのだが、この石灯籠や手漉き和紙、仏壇、提灯などもかなり盛んな地域である。そのうち何らかの形で展示会を組みたいと思っている。
灯籠の頭にはうっすらと苔のようなものが。うっしっし。
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2012 / 7 / 14
白水