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【地域のこと/観光協会】蒸らして、すすって、最後は酢醤油!リニューアルオープンした横町横屋交流館で味わう奥深き玉露の世界/Yame Rediscovery vol.27

12月 4th, 2018

【地域のこと/観光協会】蒸らして、すすって、最後は酢醤油!リニューアルオープンした横町横屋交流館で味わう奥深き玉露の世界 / Yame Rediscovery vol.27

11月10日にリニューアルオープンしたという「八女市横町町家交流館」。江戸時代に建てられた酒屋の跡を活用した交流施設として、地域のイベントや情報発信の場となっています。

今回のリニューアルでは八女茶を提供するカフェが併設され、最高級の玉露とお菓子がいただけるとのこと。玉露はいままでちゃんと飲んだことがないので楽しみです。

町家交流館の左側の建物の1階に、その「八女茶カフェ」はあります。出迎えてくれたのはマネージャーの橋之口さんと観光案内人のみなさん。あれ〜、さきほど取材させていただいた下川さんにもばったり!(下川さんの記事は後ほどご紹介します。)

八女の風土を生かし、丹精込められつくられた最高級の「八女伝統本玉露」

玉露とは緑茶の一種で、煎茶と異なり茶葉の収穫前に日光をさえぎることで、よりまろやかなうま味とコクを高めた高級茶のことです。

その玉露のなかでもさらに八女の伝統的な技法にこだわり、熟練の手によって丁寧に手摘みした最高品質のものが、ここ八女茶カフェで使用されている「八女伝統本玉露」。

農林水産省の定めるGIマーク(地域に長年培われた気候や風土の特性によって高品質と見なされたものを示す認証制度)に唯一認定されている茶葉なのだとか。

メニューは「八女茶煎茶セット」「八女伝統本玉露」「八女伝統本玉露 すすり茶」の3つで、今回は「八女伝統本玉露 すすり茶」を頼んでみました。なんと最後は茶葉を酢醤油でいただくのだそう!

「星野の方では、しずく茶と呼んでいるそうですよ。ここではすすり茶。後からその理由はわかるから。」と観光案内人の門司さん。何で ”すすり” なんだろう…?

まずお茶うけのお菓子を選びます。わたしは右側のシンプルなパッケージが素敵な「茶霜露」に。

とそこで、橋之口さんから「お茶うけは必ず2煎目のあとにいただいてね。茶葉からでるうま味を存分に味わってもらいたいんです。」とひとこと。お腹ペコペコのわたしは差し伸べた手をそっと膝に戻します。

まず1煎目、60℃から70℃くらいに冷ましたお湯を茶葉の山を崩さないようそっと注ぎます。玉露のうま味を活かすには、お湯の温度は低ければ低いほどいいのだそうです。かわいらしい砂時計で2分はかります。

「ふたをずらして押さえながら茶葉が出てこないように飲むんです。なかなかでてこないはずなので”すすって”くださいね。」なるほど、すすって飲むから、”すすり茶” なんですね。頑張ってやってみます。

ズズッとすすってみるとびっくり!お茶というよりむしろスープみたい!イメージしていたいつも飲んでいるお茶とは全く違って、口の中にジンワリとうま味が広がっていくようです。「ねー!すごいでしょ!みなさん驚かれるんですよ!」と一緒に喜んでくれる橋之口さん。

2煎目は茶葉にお湯を注いで約1分。今度は少し渋く苦みが増した感じがします。目がシャキッとするお味です。でもやっぱり、うま味がすごい。

ここでお茶うけを。きめ細かな抹茶の粉が甘い求肥にまぶしてあって素朴でおいしい。口の中いっぱい広がった玉露の香りとよく合います。

少し腹ごしらえできたところで、3煎目。3煎目からは茶葉が十分に水分を吸っているので30秒くらいでいいそう。今度はまろやかになって、お茶っぽくなってきました。

そして最後に酢醤油をまわしかけて茶葉ごといただきます。茶葉に酢醤油…?なんだか不思議な組み合わせな気もしますが、食べて納得。想像していた苦みやクセは全くなく、海藻を食べてる感じです。ご飯に合いそう。

あんなにお腹ペコペコだったのに、身体も温まってとっても満足しました。1煎目から3煎目まで味わいはもちろんですが、香りも色も違います。急須で入れるタイプだと色の違いも楽しめますね。玉露のパワーを思う存分味わいました。

 

八女福島の町並み、その歴史を知る

その後は館内を見学。「八女福島散策マップ」や「八女福島まちなみ再生物語」の展示をみて福島の歴史や町並み、建造物について知ることができます。2階にあがるとライブラリーとミーティングスペースがあり、じっくりと資料を読むことができます。

わたしは最近建築に興味があるので「居蔵(いぐら)」という火を防ぐための土蔵造りの形式や、商人型/職人型という種類の違いがあることなどを知れて、より福島の町歩きが楽しくなりました。

右手の建物は現在はフリースペースとして地域のイベントの場として活躍しているそう。昔の造りをそのまま再現しているそうで、広々とした心落ち着く空間です。「若い世代の人にもここを使ってもらえると活気がでて嬉しい!」と橋之口さん。

中庭や建物の間を通り抜けていく外庭もとっても開放的で、昔の煙突を眺めながらお弁当片手にここでまったりするのもいいのでは…?と思いました。

玉露から白壁の町並みまで、八女福島を思う存分楽しめる&学べる「八女横町町家交流館」。ぜひみなさんもビックリが連続の”すすり”に挑戦してみてください!原(二)

◉八女市横町町家交流館
住所:〒834-0031 福岡県八女市本町94番地
tel:0943-23-4311
休館日:月曜日(月曜日が休日の場合その翌日)、12/28-1/4
開館時間:10:00 ~ 17:00
URL:http://www.city.yame.fukuoka.jp/kanko/3/1459495550098.html


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