やなせ和紙

越前和紙/福井県越前市

福井県越前市は1500年の歴史を誇る越前和紙の産地です。越前和紙は越前地方の岡太川流域で作られる和紙で、平坦な土地が少なく田畑には適さない環境と、綺麗な湧水、紙を漉くのに適した寒さなど、土地の風土が地場産業として紙漉きを根付かせました。この産地で主にふすま紙を中心に漉いてきた「やなせ和紙」は、現代表の柳瀬晴夫さんで2代目にあたります。1950年頃に和紙職人だった父親が独立して1975年に法人化しました。手漉きのふすま紙は、他の産地では見られない大きな桁を使い大人2人で交互に汲み上げる流し漉きで作られます。生活様式の変化でふすま紙の需要が減少する中、現代にあった新しい伝統工芸を生み出すプロジェクト「NEW DENSAN PROJECT」に参加し、2015年にデザイナーとともに和紙の箱「harukami」を完成させます。家族や数名の従業員と共に、伝統を受け継ぎながら紙の表現の可能性を模索しチャレンジを続けています。

福井県のつくりて 全2社

福井県鯖江市

ろくろ舎

木工ろくろ作家
ろくろ舎 ろくろ舎

福井県鯖江市は現在では工業用漆器の一大産地として知られる土地です。この土地でろくろ舎は、伝統的な丸物木地師としての技術を継承しながら、「価値の再定義」をコンセプ…

福井県越前市

やなせ和紙

越前和紙
やなせ和紙 やなせ和紙

福井県越前市は1500年の歴史を誇る越前和紙の産地です。越前和紙は越前地方の岡太川流域で作られる和紙で、平坦な土地が少なく田畑には適さない環境と、綺麗な湧水、紙…

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