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【地域のこと】八女は隠れた藤の名所。上を見上げながら歩こう。/ Yame Rediscovery vol.4

4月 29th, 2018

この季節、桜と同じように1年に1度、ひとときだけ楽しめる花があります。藤です。八女も実は隠れた藤の名所です。

先日、八女伝統工芸館の脇に510mにわたって続く「藤棚のトンネル」
へ行ってきました。もう少しで満開だった藤棚の下は、やさしい木漏れ日に風が通り、思わず端から端まで歩いてみたくなります。

藤棚を見ていると、ひたすら見上げる姿勢になってしまいますが、「下がるほど人が見上げる藤の花」ということわざもあるそうです。これは「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と同じように「謙虚であれ」というような意味です。

房になった藤の花がたくさん垂れ下がっている様子には、私も思わず圧倒されました。昔の人はこの藤の花のふさふさが風にゆられて波のように揺れているのを見て、歌の中で「藤波」と表現していました。頭上に波を見出すとは、なんてロマンチック。

ほかにも日本古来の「藤色」という色もあったり、藤を女性に、松を男性に例えるなど、桜と同じように、藤は私たち日本人にかなり昔からなじみのある花であることがわかります。

ちなみに八女の「黒木大藤」も歴史ある藤として知られています。南北朝時代の後征西将軍良成親王が植えられたと伝えられていて、樹齢は620年におよぶそう。今では、国の天然記念物に指定されています。八女市内から黒木は車で約20分、バスで30分で行くのはちょっと大変ですが、黒木町観光協会HPのライブカメラで大藤を見ることができます。見頃をチェックするのに便利です。

今年は暖かい春だったため、藤の開花が早く、八女伝統工芸館の藤棚はもう散ってしまったようですが、黒木の大藤は散って行く藤の花びらが楽しめるかもしれません。八女黒木大藤まつりはGW最終日の5/6まで開催していますので、八女の町歩きとセットでぜひ行ってみてくださいね。河合

 


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