静かなる男の戦い / 木材の市へ

土曜日、木工の関内さんに木材の競り市に連れて行ってもらいました。

今回は入札する訳ではなく、見学という事で競りの現場を観察。他の市場がどうかはわからないが、テレビで見るような魚市場や野菜市場とは違って、静かに市は進んでいた。家具メーカーや木材の卸をやっている方々など、みんなもう熟練の業者の方々なんだろうと思う。「はい、じゃあこの木。」「はい、じゃあ次これね。」という感じで淡々と入札、落札が繰り返されていく。市を開いている方も、競り落としにきている方も、もちろん相場を熟知しあっている様で「お、こんくらいで落ちたか。」なんてつぶやきながら進んでいった。
僕にはその価格の基準は、全然検討がつかなかった(当たり前か)。見た目がきれいそうだなという木も「こりゃー、ちょっとよくないけん安くしとく。誰か買わんね?」という感じで会話が進む。長年木を見てきた人達にだけ見える目があるのだろう。ぜひ聞いてみたかったが、みんな勝負の時だろうから今回は控えていた。機会があればつくりてだけでなく、いろんな人に話しを聞いてみたいと思う。

今日は3連休の最後です。遠くからもいろんな方に来てもらっています。ありがとうございます。

人だまりができてるなー。と思ったらいつのまにか静かに入札がはじまっていた。

直径が2m弱もあろうかという大木。


ゴロゴロ。


静かなる男たちの戦い。

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2012 / 1 / 14
白水

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