グアテマラの絣、日本の絣。

先月、福岡市の箱崎で行われたハコトークでお話をさせていただいた時に、絣の服を着てる方と出会いました。

その時はあんまり長く話す時間がありませんでしたが、少し話しを聞いてみるとilo itoo(イロイトー)というグアテマラの布を使った商品をつくっているブランドをやっている方でした。絣は東南アジアをはじめ世界各地にみられ、マレー語で「縛る、括る」を意味する「イカット」(ikat)という語で呼ばれています。そして、グアテマラでもこの絣の技術を使っていたのです。グアテマラの布は糸が太くて絣の模様も精密な柄ではないのだけれど、中米・カリブ海あたりの陽気な感じをよく表した鮮やかな色が特徴的で、布を見ただけで少し陽気な気分になれます。今回はilo itooのお二人を久留米絣の工房へ案内して、ちょっとした情報交換をしました。
ilo itooさんの活動は、とてもおもしろくて共感できる所も多かったです。「織物グループ」「裁縫グループ」としっかり地元でチームをつくり、商品を仕上げて行きます。日本人とは性格が良くも悪くも違うのでクオリティーコントロールが凄く大変です。とおっしゃってましたが、ilo itooのお二人がグアテマラの人々を愛していることはかなり伝わってきました。

そのうち、グアテマラと日本の布とのコラボで展示会なんてやれればいいですね。ということでお別れをしました。

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ilo itooのパンフレットと、展示会のチラシ。愛があるなぁ。

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生地見本。

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久留米絣の工房にて。

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白水

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