【日々のこと】東京での生活。

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もんぺ博覧会もはじめての土日を終え、少しホッとしています。通りすがりの人、通販で買ってくれていた人、WEBを見てますという人、何かの情報を見てきてくれた人、本当に幅広い年齢層の様々な方が足を運んでくれて感謝します。ありがとうございます。

東京での生活はというと、新鮮です。僕は川崎の従兄弟の家に泊めてもらって通っているのですが、朝起きてご飯を食べ身支度をし、バスで川崎駅へと向かいます。毎日、車内のおんなじ音声広告をききながら「疲れを癒す◯◯サロンは、なんとかバス停を降りて徒歩3分。ご利用ください。」てな感じです。霊園の紹介の後に病院が紹介されたりと、広告だから当たり前だけど、妙な組み合わせのアナウンスをぼんやりと聞きながら出勤してます。
そこから京急で品川へ。東京にいると「マーケティング」という言葉が何度も頭をよぎります。町毎で特性が違うし、駅毎で利用する人の様子がなんとなく違います。品川駅の山の手線と京急乗り換えの間にはポーターがあります。僕はちょうど旅行用で適当な鞄が欲しかったから、ちょうど良く、買いました。羽田から来るかたも多いだろうから、鞄は売れるでしょう。マーケティングされた店舗の配置に有り難さと、気持ち悪さを少し感じながら2k540に向かいます。

最近よく写真に出てくるのは、うなぎの寝床の仲間ではなくて、僕の高校の友人です。この前まで働いていたのですが辞めて今から1年間の放浪に出るということで、その前に無理を言って福岡もんぺ博と、東京もんぺ博を手伝ってもらっています。富永といいます。富永と朝掃除して、11時にお店を開ける。僕は立ち仕事に慣れてないから、4時くらいから疲れて試着室の裏に畳を敷いて1時間ほど寝ます(失礼)。復活したころには、6時くらいになっていて、少しずつ店を締める準備をはじめ、7時閉店。簡単に借りている部屋を片付け。

「あー、今日も終わったねー。」なんていいながら、適当にご飯を食べるところを探します。多分、美味しい定食屋さんとかたくさんあるんだろうけど、なかなか見つけられず結局居酒屋みたいなところや、妙な洋食屋で食べます。知人に紹介してもらった店は素晴らしい店ばかりでしたが。その日にあった出来事や、色んなことをぺちゃくちゃと話していると、9時半から10時になって「じゃ、帰るか。」とまた御徒町→品川→川崎→家と、同じ経路、同じ交通手段で帰ります。

こういう、単調な生活というものが、すごく新鮮で面白く感じている一方で、ずっと続けられないな。という感覚もあります。なんでだろう。やっぱり、緑が少ないのは一つの要因かもしれないなとも思っています。あとは、圧倒的な密度の濃さ。情報、人が常にそばにある感覚があります。僕はどちらかというと、人の話を盗み聞きしてあれこれ考えてしまうタイプなので、どこにいても、人の話が聞こえてきて、あれこれ考えてしまうので、なかなか気が休まりません。その分刺激と得るものも多いですが。

そんなこんなで、新鮮な東京での生活を楽しみつつ、浪費しています。まだ前半戦も終わっていないのですが、なかなかに充実した日々です。来年、再来年の5年後、10年後の想像をはじめ、既に地に足がついてません。とはいえ、まだまだ続くよ東京もんぺ博覧会。どうぞお越し下さい。

◯東京巡回展 | 7月3日(木)〜7月15日(火)
場所:2k540
時間:11:00〜19:00
休み:7月9日(水)
住所:東京都台東区上野5-9
電話:03-6806-0254

◯「もんぺ博覧会」:bitly.com/1g0lqIw

白水

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